第一章 「小笠原みゆり(おがさわら みゆり)・初等部三年生の場合?」

 

 背中を隠すまでのばされた漆黒の髪を飾るカチューシャが、小笠原みゆり八歳のトレードマークだ。

 二世代ほど前の、「恋愛シュミレーションゲーム」のメインヒロインのような特徴だが、美少女揃いと評判の高い桃の丘女学園初等部の中でも、きわだった「かわいらしさ」をもつみゆりには、そんな「王道的」なスタイルがよく似合っている。

 なんだか安心して、「かわいいなぁ」と見とれることができるスタイルだ。

 みゆりは算数教師(桃の丘女学園初等部では、それぞれの教科に専門の教師がついている)が黒板に羅列する数字を、上部にクマのキャラクター(「くまだくまのすけ」という、全国規模ではないファンシーショップのキャラクターだが、はっきりいってかわいくない)がプリントされたノートに書き写していく。

 優等生のみゆりは、昨夜自宅でちゃんと予習してあるので、書き写しながら「ふにゅ?」などと、頭の上に「?」マークを浮かべたりはしない。

 それにみゆりは、算数が得意だ。というか、みゆりに苦手な教科はない。運動神経もよく、体育も好きだ。

 外国語(初歩の英語)が少しだけ苦手だが、問題になるほどではない。

 みゆりは、恋愛シュミレーションゲーム(通称ぎゃるげー)でいうと、「万能型メインヒロイン」だろう。とはいえ、隣の家に幼なじみの男の子がいたりはしないが。

 みゆりは一人っ子で、両親と三人でくらしている。当然両親からはおしみない愛情を受け、大切に育てられてきた。

 そのおかげか彼女は素直に、真っ直ぐに成長(まだ八歳。小学三年生だが)し、学園でも近所でも評判の「いい子」である。

 友達も多く、慕われてもいる。

 こう記すとクラス委員長でもやっていそうだが、それはない。みゆりのクラス、三年一組のクラス委員長は、新宮風子(しんぐう ふうこ)というなんだか古風な名前の少女である。まぁ、性格は名前ほど古風ではないが。

 風子は、みゆりに好意的ではない数少ない生徒だ。

「いい子ぶってるかんじがしてイヤ」

 というのがその理由だが、それは風子がみゆりを嫌う「理由」として自分自身に与えたいいわけで、「本当」の理由ではない。

 だがそのことに、風子自身は気がついていない。

 まぁ、そんな風子の心情は「ここ」では関係ないので割愛する。

 というわけで、清純でかわいらしく、カチューシャで飾られたサラサラとした輝く長髪をもつ、まれにみる美少女。

 それが、桃の丘女学園初等部三年一組、小笠原みゆり八歳だ。

     ☆

 ザパッ

 お湯が玉をつくり、みゆりの傷ひとつない肌をすべり落ちる。

 スポンジにボディシャンプーを染み込ませ、みゆりは首筋から下にむかって白い泡を纏っていく。

 みゆりは夕ご飯を食べ、毎週楽しみにしているアニメを見終わり、今はお風呂タイムの真っ最中だ。

 プラスチックの風呂椅子に小さなお尻を下ろし、傷一つないすべすべの白い肌を洗っている。

 みゆりは、三年生になるまで母親といっしょにお風呂に入っていた。そのころは背中を母親が洗ってくれていたが、今は背中も自分で洗わなければならない。

 一人で入り始めたころは、自分で背中を洗うのに少し苦労したが、それも数日のことだった。

 身体の柔らかい彼女は、もう一人でもスポンジで背中を軽々と洗うことができる。

 全身泡まみれになったみゆりは、一度お湯をかぶってそれを洗い流した。

 みゆりはふとある一部分に視線を落とし、そこに手を向けた。そっと、しかし確実に彼女の指はそこに近づいていく。

 ふにっ

 そこに指が触れた瞬間。みゆりの顔に、なにかを期待するかのような表情が宿った。

 くにゅ

 少しだけ、指に力を入れた。

 期待した通りの感覚に、みゆりは満足する。

 くにゅ、くにゅくにゅ

 指の前後運動が止まらなくなる。

「ぅんっ」

 小さな吐息。

 気持ちいい。

 みゆりは思った。

「やっぱり、おしっこのわれめを指でくにくにするの、すっごくきもちいい」

 そう、みゆりは八歳にして、自慰、いわゆるオナニーを覚えて、実行しているのだ。

 とはいえ、それがオナニーなどと呼ばれていることは知らない。「ここ」を「こうする」と気持ちがいいということを知っているだけだ。

 みゆりにとっては気持ちのいいお遊び。でも「なんだか恥ずかしい」から、誰にも自分がこんなお遊びをしているとは告げていない。

 もしかすると、みんなしているのかもしれない。あたしとおんなじで、誰もいわないだけかもしれない。

 そう思うこともある。

 だって、こんなにきもちいいんだもの。

 ありさちゃんも、みなちゃんも、こずえちゃんも、ふうこちゃんも、みんなしているのかもしれない。

 あたしだけじゃなく、みんなここをくにくにして、きもちよくなっているのかもしれない。

 でも恥ずかしいから、誰もいわないだけ。

 ひみつなんだ、女の子だけの。

 でも、いっちゃいけない。

 だって恥ずかしいことだもん。

 みゆりは指の腹で割れ目を擦り、たまにふにっと押してみたりする。

「…んくぅ」

 声が外にもれないように気を付ける。母に「こんな恥ずかしいこと」をしていると知られると、叱られるかもしれないから。

 ふにゅ、ぷにっ、くにゅくにゅ

(も、もうでちゃう…おしっこ…でちゃうぅ)

 そう思った瞬間。

 ぷしゃああぁ

 みゆりの股間と手の平を、黄金の液体が温かく濡らした。

(で、でちゃっ…た…)

 みゆりは余韻にひたりながら、「ふぅ」と息を吐く。

 そしてなにごともなかったかのように、おしっこをお湯で洗い流すと、泡のついたスポンジで「大切な部分」を洗い始めた。

 おしっこがでちゃうまで、「大切な部分」を指でくにくにして遊ぶ。

 それがみゆりの、お風呂でのお楽しみだった。

 

「はい、みゆちゃん」

 お風呂から上がったみゆりに、母親の伸子(のぶこ)が、みゆりの大好きなアップルジュースを手渡した。

「ありがとう。お母さん」

 みゆりはコップを傾け、こくこくと咽を鳴らしてジュースを飲み干していく。

 そんな愛娘を伸子は、「この子…なんでこんなにかわいいのかしら」などと、親バカなことを考えながら見つめていた。

 確かにみゆりは、あまり両親に似ていない。

 みゆりの両親は、それほど整った容姿をしていないし、頭の中も十人並みだ。

(義姉さんにそっくり)

 伸子は、怜治(れいじ)と結婚して義姉となった観夜(みよ)の顔を思い浮かべた。その顔は、パーツの大きさ、形、配置位置などが、みゆりと似通っていた。

 それに観夜は、三つの博士号を持ち、国立大学で助教授を務めている才女である。

 それを考えると、みゆりは両親よりも伯母に似たらしい。

(でも、顔は似ててもいいけど、性格は義姉さんに似て欲しくないわ…)

 とりあえず、今のところみゆりは、「毒舌女帝」の異名を欲しいままにしている伯母とは正反対の性格を保持している。が、将来的にはどうなるかわかったものではない。

 実際、「今では信じられないけど、子供のころの姉さんは、ご近所でも評判の「いい子」だったんだよ」という、怜治の言葉もある。

 伸子としては、みゆりが「いい子」であり続けることを願うしかなかった。

「勉強しなきゃ」

 飲み終えたコップを自分で洗い、食器棚に戻したみゆりは、そういいながら私室がある二階への階段を上がっていった。

「みゆちゃん。勉強はほどほどにして早く寝るのよ」

 母の忠告に、みゆりは「は〜い」と元気よく返事をかえした。

     ☆

「少しおそくなっちゃった。お母さん、怒らないかな」

 日曜の夕方…というよりは夜。友達の吾庭美奈(あにわ みな)の家に遊びにいっていたみゆりは、帰路を急いでいた。

 すでに日は落ち、街灯が照らす街に人影はまばらだ。

 みゆりは、家への近道である狭い路地に入った。路地は狭く、薄暗くて、少し怖い。だが、この路地を通ると五分は短縮できる。

 駆け足で路地を進むみゆり。

 と、みゆりが路地を通過し終えようとしたとき、

「きゃっ!」

 みゆりの前に大きな人影が立ちふさがった。

 人影にぶつかりそうになったみゆりは、ギリギリの場所で止まることに成功した。

「ご、ごめんなさい」

 頭を下げるみゆき。人に迷惑をかけたら、きちんと謝らなくてはいけない。これは当然のことだとみゆりは教えられているし、自分でもそう思っている。

 下げた頭を上げようとした瞬間。みゆりは強い力で路地の壁に身体を押しつけられ、手の平で口を塞がれた。

「ッ!」

 みゆりの目に、自分を壁に押しつけ口を塞いでいる、二十代中程で体格がいい男の姿が写った。

(なっ、なにっ?)

「おとなしくしないと、殺しちゃうよ」

 獲物をいたぶる肉食獣を思わせる表情と声だった。みゆりの身体から、サッと血の気が引いた。

(こ、ころす…?)

 目の前の男には、みゆりを簡単に殺せるくらいの腕力はありそうだった。みゆりは、「おとなしくしないと本当に殺される」と思い、小さく肯いた。

 男はそのまま、みゆりを引きずるように抱えて路地の奥(みゆりからすれば後戻りになる)に移動し、路地を形成している五階建てのビルの裏ドアを開け、その中にみゆりともども姿を消した。

 その男の行動を見ていた者は、みゆりだけだった。

 路地はなにごともなかったかのように静かで、だが確実に闇の色を増してゆく。

 みゆりが帰宅しないことを伸子が不審に感じ始めるまでには、まだ三十分ほど時間の経過を必要としていた。

 

 みゆりは男に引きずられるまま、ビルの地下への階段を下った。

「ほらよっ」

 男に突き飛ばされるようにして、みゆりは地下の一室に放り込まれる。その室内には、二人の男がいた。みゆりを拉致した男と同い年ほどの細身で背の高い男と、まだ少年といっていいだろう、十五、六歳ほどの少女と見間違うかのような美少年だ。

 室内はコンクリートが向きだしの状態で、広さは二十畳ほどだろう。素っ気のない白い光の蛍光灯が灯り、ゴミとしか思えない機械類が隅々に散乱していた。

 どうやらここは、倉庫か、それに類似した場所のようだ。

「名前は?」

 床に膝をついて震えているみゆりに、細身の男、近藤が問う。

「み、みゆり…です。小笠原みゆり…で、です」

 三人の男に囲まれ、みゆりは脅えを露わにして答えた。

「ふ〜ん、みゆりちゃん。かわいい名前じゃないか。似合ってるな」

 みゆりをここに連れ込んだ男、安土がいった。が、そういわれてもみゆりは、恐怖しか感じなかった。名前を褒められようが、そんなことはいいから早く家に帰して欲しい。それしか考えられなかった。

「…あ、あのっ。おねがいです。うちに…家に帰してくださいっ」

 みゆりは脅えながらも、自分を見下ろす男たちに告げた。

 が、その主張に対してみゆりに与えられたのは、安土に髪を鷲掴みにされ、無理やり立ち上がらされるというものだった。

「いっ、いたいィッ!」

 安土は、強く掴めば折れてしまいそうなみゆりの右腕を後ろに捻りあげると、みゆりが着ている空色のワンピースの襟元を掴み、それを簡単に引き裂いた。

「ヒッ…いやああぁ〜ッ!」

 床に落ちる、引き裂かれたワンピース。小さく色素の薄い胸の突起が飾る上半身(みゆりの胸はブラを使用するほど成長していない)と、マンガ柄の猫がバックプリントされたショーツに包まれた下半身が霰になる。

「イヤッ。や、やめてくださいッ! ゆるして、ゆるしてくださいッ」

 みゆりが泣いて懇願する。が、それで許してもらえるなら、初めから拉致などされていないだろう。

 まだ、「本番」は始まってもいない。それは容易に想像できた。

     ☆

 みゆりが「あっさり」と安土に処女を奪われ、次いで近藤に後ろの処女を奪われてから、もう一時間は経過しただろう。

 その間みゆりは休むことなく、安土と近藤に交互に犯され続けている。だがもう一人の少年は、その様子を、微笑みを浮かべて眺めているだけだった。

「ハッ…ハッ、ハ…グウッ!」

 床に布いたマットに仰向けになった安土の上で、安土と性器を結合させられたみゆりが苦痛の声を漏らす。

 だが繰り返し与えられる苦痛によって、みゆりの意識は朦朧…というよりは、ほとんどなくなっていた。

「やっぱ、ガキのマンコは締まりが違うな」

 安土の言葉に、「カメラ」を回している近藤が下卑た笑いを漏らす。ちなみに陵辱されるみゆりの姿は、安土と近藤によってずっと「カメラ」に納められていた。

「もうちょい入る…かな」

 安土はみゆりの腰を鷲掴みにして固定し、腰を思い切り突き上げる。

「ギッ! ヒギイイィイィィ〜ッ!」

 身体を串刺しにされる激痛に、みゆりはエビ剃りになって悲鳴をあげた。

「ヒギイ…だって。みゆりちゃんは、いい声で鳴くな。マンコも最高だし、ホント…いい子拾ったよなぁ」

 安土の言葉に、近藤がゲラゲラと下品に笑う。安土に串刺しにされているみゆりは、耐えられない激痛に小さな身体をビクビクと痙攣させた。

「それじゃあ…もっといい声で鳴いてもらおうかな」

 安土が、みゆりの股間から零れる紅で染まった自らの硬い男性器を、腰を使って上下に激しく動かし始める。

「ヒギュッ! ひぎッ、ギイィッ」

 どこか機械じみた苦痛の声を漏らすみゆり。細い首に乗った頭部はガクガクと揺れ、長い髪がフワフワと空に舞う。

「まだまだこれからだよ。みゆりちゃん」

 しかしみゆりは、光のない虚ろな瞳を半開きにし呆然と虚空を眺めているだけで、それにはなにも応えようとしない。というよりは、応えることができる状態には見えなかった。

「壊れたか?」

「かもな。安土が乱暴に使い過ぎるからだぞ」

 呟いた安土に、近藤が答える。

「んなことないって。あれくらい、前拾って使ったに比べれば、どうってことないだろ」

「前のって…あいつ、二度と使い物にならないくらい壊してたじゃないか。マンコも肛門も、ズタズタの血塗れにしたくせに。みゆりちゃんも、そうするつもりなのか?」

「ダメ…か?」

「やりすぎだ。あまり派手にやりすぎると、バレるぜ」

「ハッ! 大丈夫だって」

「根拠はあるのか?」

「根拠? うんなのねぇけどよ。けど、これまでだって大丈夫だったじゃねぇかよ。なぁ?〈虚〉のアンチャンよぉ」

 これまでずっと、無言で陵辱されるみゆりを楽しそうに眺めていた少年。〈虚(うつろ)〉と呼ばれた彼は静かに肯き、

「えぇ、大丈夫ですよ。心配は無用です」

 と、安土と近藤に微笑んだ。その微笑みは、心を和ませるようなものであったが、この状況で見せるものとしては異質だった。

「お二人はいつものように、したいようにしてくれれば構いません。後のことは、ボクがどうとでもしますから」

 穏やかな口調で告げる〈虚〉。

 安土が「アンチャンがいれば、恐いもんなんかないって」と、近藤を見る。その間も、みゆりと繋がった腰は動かし続けていた。

 人形のごとく、されるがままのみゆり。股間からの血が止まるとこはなく、もうそれは破瓜の証ではない。性器が裂けて、そこからの出血だ。

 初めての性交(と呼べればだが)は、みゆりに苦痛と激痛を与え、快楽と呼べるものは一欠片も与えていない。これによって、みゆりの身体にはセックスが苦痛と恐怖を伴う、おぞましい行為だと刷り込まれただろう。

 みゆりが成長して、いつか好きになった者ができたとしても、その「彼」と正常に性交ができるとは思えない。刻み込まれた恐怖は、そう簡単に消え去るものではない。

 とはいえそれは、みゆりが無事に、少なくとも日常生活に戻れるほどには無事に解放されたとしてだが…。

 もしこのまま、取り返しがつかないほどに壊され、最悪、殺されてしまえば、みゆりには悩みに苦しむという「未来」さえ与えられない。

 三匹の獣たちによって、みゆりの「未来」は断ち切られてしまう。今みゆりが置かれている状況は、そんな危険性すらはらんでいた。

 

 安土の三度目の射精を膣内に受けたみゆりは、近藤によって半分陥没している両乳首に太めの針で穴を通された。

 だが抵抗する力も気力もみゆりにはなく、ただ悲鳴を上げただけで、空けられた穴に二つのピアスを飾られ、「よく似合うじゃないか」などと告げられた。

 与えられ続ける痛みによって、みゆりには気絶することも許されない。流し尽くしたのか涙は涸れ、咽も擦り切れて悲鳴も乾いたものになっている。

 しかし、みゆりが解放される様子はない。獣たち(主に、安土と近藤という獣)は、飽きることなくみゆりを陵辱し、「壊し」続けている。まるでみゆりは、そうされるのが当然とでもいうかのように。

 あまりにも残酷で痛々しい。もうみゆりは、これまでのような生活は送れないだろう。みゆりには深く歪な傷が、獣たちによって刻み込まれてしまった。

 裂けて出血を続ける性器もそうだし、胸の先端で光りを反射しているピアスもその証拠だ。

 そんなみゆりの姿を記録し続ける「カメラ」。この記録映像は、「なに」に使われるのだろう? 最近問題となっている「地下ディスク」として、流通するのだろうか。みゆりが陵辱される映像が、不特定多数の人間に「楽しまれる」のだろうか。

 だとすればみゆりは、「地下ディスク界のロリータアイドル」となるのは間違いないだろう。みゆりほどの美少女(もしくは美幼女)は、そういるものではない。みゆりの本意ではないとしても、彼女はそれなりに「有名」になることだろう。

 このようにして、「有名」にされてしまった少女の数は少なくない。みゆりほど幼い少女は少ないだろうが、それでも「裏ディスク界の女優」にされた少女の数は、100人を越えている(と、いわれている)。みゆりも、その少女たちに加わることになってしまうかもしれない。

 焦点の合わない瞳を開き、マットに横たわるみゆりの紅く染まった股間に、近藤が針を掴んだ手を伸ばす。

「乳首の次は、当然小豆ちゃんにもピアスをあげなければな」

 近藤は、皮に包まれたみゆりの一番敏感な突起を摘み、針を添えて一気に突き刺した。

 みゆりが発した音にはならない掠れた絶叫が、コンクリートに囲まれた室内に響き渡った。

 

 身体中に計38個ものボディピアス(特に、性器はピアスだらけで)を着けられ、隣町のゴミ捨て場に「捨てられて」いる半死半生のみゆりが発見されたのは、その翌朝のことだった。



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