幕間四 「生田まゆ子(いくた まゆこ)・初等部二年生の場合?」

 

「お、お兄さま…ん、ちゅ…ん、ん、んぱっ…ま、まだ、です…か?」

 湯が張られた浴槽に身を浸す生田まゆ子(いくた まゆこ)は、浴槽の縁に腰を下ろす従兄のペニスにを、小さな口と舌を駆使して刺激する。

 行為を初めてから十分強。まゆ子の顎は、披露の限界に達していた。

(お兄さまとお風呂に入ると、いつもこれ。白いのがどぴゅってするまで、おちんちんペロペロしなくちゃならない)

 最初は十一歳年上の従兄、幸司(こうじ)が喜んでくれるのが嬉しかったが、最近まゆ子は、それがイヤになってきている。顎が疲れるし、「白いの」は美味しくないからだ。

 しかし一人っ子のまゆ子にとって、幸司は大好きな「お兄さま」だ。幸司が喜んでくれると自分も嬉しいし、行為を拒否して幸司の機嫌を損ねたくない。

 幸司に教えられた通り、舌と口と手を使う。袋を優しく揉みながら、亀頭の裏側を丹念に舐める。大きく口を広げ、歯が当たらないように気をつけて亀頭を口に含み、舌で捏ねる。

 回数をこなす度に、「白いの」が出るまでの時間が長くなっている気がする。

 確か一年生のとき、まゆ子が初めて「した」ときは、幸司はすぐに「白いの」をまゆ子の顔いっぱいに出したはずだ。

「お、お兄さま…これ…なに?」

 生まれて初めて目にする精液。変な臭い。変な味。だが幸司が出したモノだ。汚いとか、気持ち悪いとかは思わなかった。

「お兄さまのジュースだよ」

「ジュース?」

「そうだよ」

 よく理解できなかったが、幸司がウソをいうはずがない。幸司は優しくて、なんでも知っている、まゆ子が大好きな「お兄さま」なのだから。

 まゆ子は幸司の言葉を、素直に納得することにした。

 それ以降幸司は、まゆ子と一緒に入浴する度、「おちんちんペロペロ」を望んだ。

 まゆ子の家と幸司の家は、隣同士だ。旅行好きのまゆ子の両親は、まゆ子が幸司に懐いていることを利用して、旅行に行くときはまゆ子を隣に預ける。そして預けられたまゆ子の面倒を見るのは、幸司だ。

 幸司はまゆ子に対して、数々の「イタズラ」をしている。だがまゆ子は、幸司に遊んでもらっているとしか思っていない。

「お兄さまとのお遊びは、少し恥ずかしいお遊びだけど、ちょっと気持ちいい」

 と、そんなところだ。

 だが幸司に、

「お兄さまとのお遊びは、誰にもいっちゃダメだよ。お兄さまとまゆ子、二人だけの秘密のお遊びだからね」

 そういわれているので、まゆ子はその言葉を守って、「少し恥ずかしいお遊び」のことは、誰にも話していない。

 当然、「おちんちんペロペロ」も「秘密のお遊び」なので、誰にも内緒だ。

 この他にも「お尻の穴、指でクニュクニュ」や、「おしっこの穴ペロペロ」といった、幸司がまゆ子にするタイプの「秘密のお遊び」などがある。まゆ子の一番のお気に入りは、「お尻の穴、指でクニュクニュ」だ。

 ちなみに嫌いなのは、幸司の小便を飲む「おしっこゴクゴク」と、乳首を洗濯ばさみで鋏む、「おっぱいがまん」という遊びだ。

 

 「おちんちんペロペロ」を初めて二十分。やっと幸司が「白いの」を、まゆ子の顔に出してくれた。幸司は「白いの」を顔に出すときもあれば、口の中に出すときもある。今日は顔だった。

「は、はぁ…はぁ…」

 かわいいと表記するのがぴったりの顔に、白い液体の化粧を施したまゆ子は、苦痛から解放されて息を吐く。

「上手になったね。まゆ子」

 褒められた。それだけでまゆ子は、苦痛を忘れた。

「そうかな?」

「あぁ、そうだよ」

「えへ…ありがとう、お兄さま」

 嬉しい。もっと褒めて欲しい。大好きな「お兄さま」に、もっともっと褒めて欲しい。

「さぁ、まゆ子。身体洗おうね」

「お兄さまが、洗ってくださるの?」

「まゆ子がそうして欲しいなら、洗ってあげるよ」

「ホント? うれしいっ!」

 ニッコリと微笑むまゆ子。やっぱりお兄さまは優しい。大好き。

「あの、お兄さま?」

「なんだい?」

「髪も…洗ってくださいますか?」

「いいよ」

 まゆ子は、幸司に身体を洗ってもらうのが好きだ。自分で洗うのとはちがい、とっても気持ちがいい。少しくすぐったいが、それもなんだかいい。

 まゆ子は湯船から上がり、鏡の前の腰掛けに座る。と、顔の化粧に気がつき、洗面器に湯を張って洗い落とした。

 スポンジにボディシャンプーを染み込ませ、幸司がまゆ子の背中を擦る。少女(というより、幼女だろうか)特有の、やわらかく滑らかな質感。まゆ子は太ってはいないが、多少、全体的にプニプニした肌をしている。

 やがてまゆ子は、前も後ろも泡まみれになった。

「まゆ子。おしっこの場所洗うから、脚開いて」

 いわれた通り、まゆ子は開脚して大切な場所を露わにする。

「ここは、よく洗わなくちゃね」

 後方から腕を廻され、スポンジが秘部に触れる。

「んっ」

「くすぐったい?」

「ちょっ…と」

「少しがまんしようね」

「はい。お兄さま」

 丹念に洗われる秘部。まゆ子は約三分、そのくすぐったさをがまんした。

「お尻上げて」

「は…い」

 まゆ子は腰を上げ、お尻を幸司に突き出す。ちょっと頭がぽ〜っとした。油断すると、お漏らししてしまいそうだった。

 秘部と同じように、幸司はお尻も丹念に洗う。穴の部分を擦られる度、まゆ子は気持ちよくて思わず出てしまいそうになる声を堪える必要があった。

「はい。いいよ、まゆ子」

 身体中泡まみれのまゆ子に、幸司が頭からお湯をかぶせる。泡に隠された身体が、ぴかぴかになって現れた。

 その後まゆ子は、約束通り髪も洗ってもらい、しばらく幸司とお風呂場で遊んだ。

 

 まゆ子が脱衣所で幸司に身体を拭いてもらっていると、

「これから、新しい遊びを教えてあげる」

 幸司がいった。

「新しいお遊び?」

「そうだよ」

「どんなの? 楽しい?」

「あぁ、とっても楽しい遊びだよ。お兄さまのおちんちんを、まゆ子のおしっこする場所に入れるんだよ」

「…そんなのムリだと思うな。入らないよぉ」

「大丈夫、ちゃんと入るからね」

「う〜ん…でも、お兄さまがウソつくわけないもんね」

 まゆ子は「新しいお遊び」を教えてもらうために、裸のまま幸司の部屋に向かった。



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