「美夏 −みなつ−」

 

 その名の通り夏のきらめきのように躍動的で、元気いっぱいの少女…というより、まだ七歳の小学校二年生ということを考えれば幼女なのかもしれないが、基本的にはどうだっていいのであまり深く考えないことにしよう。

 マシュマロの質感に似た「ぷにゅ肌」。耳が隠れるほどのショートで整えられた髪型がそこはかとなく似合っていて、くるくると動く大きな瞳がとても印象的に輝いている。

 愛らしくて、ぎゅっと抱きしめて頭をなでなでしてあげたくなるような少女(まぁ幼女でもいいが)。それが美夏(みなつ)だ…と想像していただけると、なんとなくありがたい。

 そんな美夏(どんな美夏だ?)はいつものように、「大好きなパパ」とのお風呂タイムをえんじょいしていた。

「きゃはっ。もうパパぁ…くすぐったいよぉ」

 浴室に響く美夏のかわいらしい声。自分専用のピンク色の腰掛けに座り、お胸もお尻もぺったんこな「ろりろりぼでぃ」を泡まみれにした美夏は、自分の大切なワレメちゃんを後方から腕をまわしてスポンジで刺激するパパに、首だけで振り向いて嬉しそうにそう告げた。

 美夏は、パパとのお風呂タイムが大好きだ。楽しくて気持ちよくて、とっても嬉しい。

 大好きなパパ。世界で一番大好き。パパがいれば、ママがいないことなど平気だ。写真でしか知らないママなんか、いないほうがいい。なぜならママがいなければ、美夏がパパを独り占めできるからだ。

「パパは、みなつだけのパパ。みなつも、パパだけのみなつ」

 物心ついてからずっとそうだったし、これからだってそうに決まっている。

「みなつはパパがだいすき。パパも、みなつがだいすき」

 疑う必要はない。疑ったことなど一度もない。

 美夏は「きゃはきゃは」と笑いながら、パパの手のスポンジがその幼い身体を舐めるがままにされている。

「きゃっ!」

 と、不意にお尻のワレメに潜り込んできたスポンジの刺激に、美夏は「びくっ!」と身体で跳ねた。

 そのまま、美夏のお尻を擦るスポンジ。美夏は腰掛けから少しお尻を上げ、パパが洗いやすいようにお尻を心持ち突き出す。

「パパぁ…うんちのあな、もっとごしごししてぇ」

 美夏のラブリィポイントはアナル。まだ十二分に弾力性を保持した「うんちのあな」が、美夏の一番気持ちいい場所だ。

 パパにその穴を刺激してもらうと、「とんじゃいそう」なくらい気持ちがいい。

 美夏のお強請りを聞き入れたパパは、スポンジを押し込むようにラブリィポイントを責める。

「はっ、はうぅん…パ、パパすきいぃ」

 パパは美夏のお強請りなら、なんだって聞いてくれる。美夏が望むように気持ちよくしてくれるし、美味しくて気持ちいい「おちんちんジュース」もいっぱいくれる。

 美夏は、パパの「おちんちんジュース」も大好きだ。温かくてにゅるにゅるしてて、口でもワレメの穴でも、そしてうんちの穴でも、どこで飲んでもとっても美味しい。

 身体に塗ってにゅるにゅるを楽しむのも好きだし、顔に塗ってお化粧すると、なんだかきれいになったように感じる。

「みなつはおおきくなったら、パパのおよめさんになるの」

 美夏は本気でそう思っている。美夏がそう告げると、

「そうか? パパ嬉しいな」

 パパもそういって笑ってくれる。だから美夏は、大きくなったらパパのお嫁さんだ。それ以外は考えていないし、考える必要もない。

「はぁ、はぁ…パパぁ、み、みなつ、もうがまんできないよぉ。おちんちん、おちんちんちょ〜だいぃっ」

 ラブリィスポットを刺激され、美夏は我慢の限界に達した。今日はまだ、パパのおちんちんを貰っていない。一日三回は貰わなければ、とても満足できない。

 お風呂から上がってちゃんとベッドの中で貰いたいけれど、一回くらいならお風呂で貰っちゃってもいい。

 最初のは「おちんちんジュース」がたっぷりだから、どこに貰うか迷ってしまう。お口で飲むのもいいし、お尻の中を温めて貰うのもいい。パパが一番気持ちいいといってくれるワレメの穴は、美夏自身はそれほど好きではない。お尻の穴のほうがずっと気持ちいいし、ワレメの穴は後でヒリヒリして痛いからだ。

 でもパパがしたいなら、どこでしてもいい。パパが喜んでくれるのが、美夏はなによりも嬉しい。

 自分のことも大切だけれど、パパのほうがもっと大切。

 パパが一番大切。誰よりもなによりも、美夏にとってはパパが一番だ。

 スポンジを手放したパパの指が、美夏のアナルをこね始める。

「お、おしりっ? おしりにおちんちんっ?」

 パパが美夏のお尻をこねるのは、アナルセックスの準備段階。美夏のぺったんこな胸が、その期待に高鳴った。

 美夏はいつでもパパのおちんちんが貰えるように、壁に手をついて中腰になる。その動作の途中も、パパの指は美夏のアナルをこねたり開いたりと忙しい。

「美夏。うんち溜まってるぞ」

「ご、ごめんなさいパパぁ」

「出しちゃいなさい」

「う、うん。パパ」

 とはいえ、そう思い通りに出るものではない。美夏は下腹部に力を込めて脱糞を試みるが、「ぷすうぅ」とかわいい音が響いただけだった。

「おねがいパパぁ。て、てつだってぇ」

 パパは「仕方ないな」と呟くと、ヒクヒクと震えるアナルに揃えた人差し指と中指をねじり込んだ。

「うはあぁんっ!」

 ほぐれた美夏のアナルは、二本の指を根本まで飲み込む。パパは指にまとわりつく腸壁と汚物の感触を楽しむかのように、飲み込まれた指を中で開いたり閉じたりして蠢かせ、美夏の排泄を促した。

 トロリ…と、汚物色の液体がパパの手を伝って零れ出る。美夏はあまりの気持ちよさに、お漏らしをしてしまいそうだった。

「おしっこかい? 美夏」

 それを読みとったのか、パパがいう。

「う、うんパパぁ…」

「したいのなら、してもいいよ」

 空いたほうの手で、パパは美夏のスリットをなで上げる。

 瞬間。

 ぷしゃああぁあぁぁ〜っ!

 黄金色…というよりは透明なおしっこが、ワレメちゃんから飛沫を上げて噴出した。タイルの床に広がるおしっこ。ムワッとしたおしっこ臭が浴室を満たす。

「あはっ…で、でちゃったぁ」

 どこか嬉しそうな美夏。

 排尿を終えても、まだ美夏のスリットの奥からはポタポタと液が零れ、「ぴくっ…ぴくっ」と出口の閉じた肉が震えている。

「ほら、美夏。うんちも出しちゃいなさい」

 排尿の途中もアナルに埋もれさせたままだった指に、パパは「グニュッ」と手首ごと捻りを加えた。

「ひゃぐうぅっ!」

 痛みではなく、電流のような快感が美夏の身体を走り抜ける。二、三度、パパの指が前後し、「ジュぽんっ」と音を立てて引き抜かれると同時に、

 ぶぴゅぶぴぶぴぃっ! ぶりゅ、ぶっ、ぶにゅうぅっ

 美夏のアナルを拡げ最初はゲル状の軟便が噴出し、次いで固まりが押し出された。美夏の下半身を排泄物が染め、床に溜まる。

 おしっこ臭とは比べものにならない刺激臭に、美夏は自らものにも関わらず吐き気を覚えた。しかし吐き気を堪え美夏は、

「パパ、は、はやくぅ。みなつうんちしたよ? おちんちん、はやくちょうだいぃ」

 ゲル状の排泄物がへばりついたお尻をフリフリして、パパのおちんちんをせがんだ。

 中のものは吐き出した。これでパパにおちんちんを埋めてもらって、「おちんちんジュース」を「ドプピュッ!」…と出して貰える。

 うんちは後でお掃除しなければならないし、もしかしたらこの前みたいにパパが「食べなさい」っていうかもしれない。

 美夏が食糞をしたのは一度きりだが、パパの命令じゃなければとても食べられなかっただろう。パパが「食べなさい」といったから、美夏は食べた。途中、三回の嘔吐を繰り返したが、吐き出したものも美夏は泣きながら食べた。

「う、うぅ…ゆ、ゆるして、パパぁ」

 パパは許してくれなかったが、全部食べ終えた美夏の頭をなでて、

「よくがんばったな。えらいぞ、美夏」

 と褒めてくれた。

 排泄物と嘔吐物に幼い身体を染め、口元を「なんだかよくわからないネバネバした汁」で汚した美夏は、パパに褒められたそのときは食糞の苦しさを忘れていたが、やはり「もう、うんちたべるのはやだな」とは思っている。

 パパの排泄物なら、たぶんなんとか食べられるとは思うが、自分のは食べたくない。汚いし気持ち悪いし、なにより臭い。

 味がどうとかはあまり感じなかった。はっきりいってよくわからなかった。当然美味しいとは思わなかったが、不味いとも思わなかった。臭くて、味なんか感じている余裕はなかった。

 小さなお尻を振って挿入をせがむ美夏の細い腰を、パパが大きな手でギュッと掴む。美夏はお尻を振るのを止めつま先を立て、パパに挿入して貰える角度にお尻を調節した。

「いいよパパ。おちんちんしてぇ」

 その甘えた声に誘われるように、パパの直立したペニスの先端が、斜め上から美夏のやわらかアナルに添えられる。パパはお尻周辺の軟便をペニスに擦りつけて滑りを加えると、そのまま腰を落としてペニスを埋め込んだ。

「はうぅっ」

 一息に挿入されたペニスの感触に、美夏は声と共に肺の空気を吐き出す。みちみゅちと鳴きながら、パパのペニスの直径に拡がるアナル。中に残っていたうんち汁が押し出され、二人の結合部を染める。それだけで美夏は軽くとんだ。

 美夏がこうしてパパにしてもらうのは、もう何回目だろう。美夏ははっきりと憶えていない。五歳の誕生日には「新しいアナルビーズ」をパパにプレゼントして貰ったはずだから、少なくともそれ以前からの「関係」だ。

 慣れ親しんだパパのペニスをアナルで喰わえ、直腸内を掻き混ぜ始めた感触に、美夏が上の口で「んくんく」と鳴く。

「ピャピャあぁ…んくぅ、ひ、ひいぃ?(訳・パパ、いい?)」

 明確にならない言葉。下半身に打ちつけられるパパの振動を圧倒的な幸福の内に受け入れながら、美夏はそう訊かずにいられなかった。

「いいよ、美夏。美夏のお尻はとってもすてきだ」

 望んでいたのと変わらないパパの答え。美夏は喜びに震えた。それからしばらくは、美夏の鳴き声と結合部からの湿った響きが浴室を支配した。

 と不意に、なんの前触れもなく美夏が背を反らし、

「きゅはあぁうぅんっ!」

 と、大きな声で鳴いた。どうやら、本格的にとんでしまったようだ。

 しかしパパは動きを止めることなく、脱力して崩れ落ちそうになる美夏に挿入したままいわゆる「おしっこポーズ」で軽々と抱え上げ、立った姿勢で行為を続ける。

 根本まで埋まり込んだペニスは、もうこれ以上はムリという最深部にまで到達し、美夏の内臓壁を激しく擦った。

 美夏は涎を垂らしただらしのない顔で、「あはっ…あはっ」と笑い声らしき音を発する。その目は、完全にとんでしまっていた。

 それでもパパは、美夏を揺するようにして刺激を加え続ける。パパの揺すりに合わせてカクカクと動く 美夏のだらりと下がった腕と細い首に乗る頭部。

 前から見ると美夏のお腹は中で虫が這っているかのように蠢き、さきほどお漏らしの出口として大活躍したワレメから、おしっことは違う汁が糸を引きながら絶え間なく零れ出していた。

 とても七歳の少女が垂れ流しているとは思えない、大量の「ラブリィジュース」。白くは濁っていないが、粘りけのある透明な「ラブリィジュース」を吐き出す美夏は、間違いなく「イキっぱなし状態」になっているだろう。

 思考力を削がれ快楽の海に沈んだ美夏は、最初の挿入から約二十分後に注ぎ込まれたパパの「おちんちんジュース」を味わう前に、残念ながら気を失ってしまっていた。

 

 美夏が意識を取り戻したのは、翌朝、ベッドの中でだった。外は明るく、時計を見ると目覚ましのベルが鳴る五分前だった。

 隣りを見る。パパはもう起きてしまったのか、いなかった。

 美夏はベッドから降り、裸のまま寝室を飛び出す。ちなみに美夏は、寝るときはいつも裸だ。

「パパっ!」

 時間的に朝食を作っているだろうパパを求めダイニングに移動した美夏は、予想通りそこでパパの姿を見つけた。

「おはよう。美夏」

 微笑みを向けるパパ。

「あっ…お、おはようございます」

 躾られている通り、ぴょこっと頭を下げる美夏。

「どうしたんだい? 裸のままで」

「そ、そうよパパっ。どうしておこしてくれなかったのっ? きのうは、おふろでしかしてなかったのにぃ」

 昨夜パパは、お風呂での行為の途中で気絶してしまった美夏をベッドに寝かせつけ、そのまま起こしてはくれなかった。

「みなつ、もっとパパとしたかったのにっ!」

 美夏は頬を膨らませ、パパに不満をぶつける。

「ごめんごめん」

 苦笑するパパ。

「昨日の分は、ちゃんと今日してあげるから」

「…ほんとぉ?」

「あぁ。パパが、美夏にウソついたことなんてないだろ?」

「あるもんっ! このまえ、ゆうえんちつれてってくれなかったっ。やくそくしてたのに」

「あ、あれは仕事で…」

 言葉を濁すパパに、

「そんなの、いいわけにならないもんっ!」

 美夏は泣きながらいった。

 別に泣く必要はないと思うが、なにせまだ七歳の子供だ。感情が高ぶるとすぐに泣いてしまっても仕方がない。

「美夏…泣かなくてもいいだろ?」

「な、泣いてないもんっ」

 どうして子供というのは、こうバレバレのウソで大人を楽しませてくれるのだろう。パパは、「泣いてない」といいながらしゃくり上げる美夏の頭を優しくなでてから、美夏の頬にそっとキスを送った。

「美夏の涙は、甘いな」

 美夏はぽ〜っとした顔でパパを見つめ、泣きやむ。

「ほら美夏。早く服着ないと、朝ご飯食べられなくなっちゃうぞ」

 今日は平日。現役小学二年生の美夏は、当然学校に行かなければならない。本当なら一日中パパと一緒にいたいけれど、そうもいっていられない。

「う、うんっ」

 美夏はこくんと肯き、ペタペタと廊下を走りながら着替えに向かった。そして学校指定の制服を着てダイニングに戻ると、テーブルにはパパお手製の朝食が並んでいた。

 その中の一品に、美夏の目が釘付けになる。

「ああぁっ! あまあまたまごやきだぁ」

 それは美夏の大好物。パパオリジナルの、とっても甘い卵焼き。手間がかかるため、これがテーブルに並ぶ日は二週間に一度くらいだ。

「そうだよ。美夏、これ大好きだろ?」

「うんっ!」

 急いでテーブルにつく美夏。

「いただきま〜すっ」

 決まり通りちゃんとパパの顔を見ていってから、美夏は箸を持って一番最初に「あまあまたまごやき」を口に運んだ。

「おいし〜いぃ。おいしいよ、パパぁ」

「わかったから、早く食べなさい」

「は〜いっ!」

 すでに昨夜のことなど忘れ、にこにこ顔で朝食を取る美夏。そんな愛娘を、娘と同じような顔で見つめるパパ。

 朝の陽光が入り込む我が家で、繰り返される「幸福な今日」の始まりを迎える二人の親子の姿は、やはりとても幸せそうで、なに者も入り込む余地がない「なにか」を感じさせた。

「パパ?」

「ん…ないだい? 美夏」

「きょうは、はやくかえってきてね? それから、いっぱい、い〜っぱいしてね? みなつ、たのしみにしてるからね」

「あぁ。パパも楽しみにしてるよ」

「えへ…えへへっ」

 照れた形を作る美夏の顔についた卵焼きの欠片を、パパは指でそっと取ると自分の口に放り込んだ。

 美夏は一度きょとんとした顔をしてから、

「パパ、だいすきっ!」

 夏のきらめきのような、眩しい笑顔で微笑んだ。

 


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