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茜と関係を持つようになって、三日が経過した、茜は、俺のアパートで寝泊まりするようになっていて、もちろん俺たちは、毎日ヤルことはヤッている。
時間は午後六時をすぎ、茜が裸のままで夕食の準備をしている。部屋の中で茜は、ほとんど服を着ることはない。いつでも「してもらえるように」と、茜が自分からすすんでそうするようになった。
それに、茜の股間はツルツルとした無毛状態だ。俺が「毛は好きじゃない」というと、茜はアッサリと剃ってしまい。毎日手入れもしている。
「はい。伊吹くん」
テーブルに料理が並べられていく。茜は料理が上手い。俺は茜と「暮らす」ようになってから、味気ないコンビニ弁当とは無縁になった。
茜は自分の食事に、「食用のお汁」といって取ってあったザーメンをかけていく。
ザーメン漬けライスを食べ、ザーメンドレッシングがかかったサラダを食べる茜。もちろん、ザーメンだけでも飲む。茜は、ザーメンで味付けがされてない食事はものたりない……とまでいっている。完全なザーメン中毒(?)だ。
食事の後は、食後の運動。
ベッドにはビニールのカバーがしてある。こうでもしないと、ベッドにザーメンが染み込んで、ザーメン臭くなって仕方がない。
ベッドに仰向けになる俺のペニスを、茜が乳房に挟む。茜は綾辻先生ほど巨乳じゃないが、パイズリができないほど貧乳でもない。
こなれた感じになってきたパイズリ。なんせ、最低でも一日三回はパイズらせているんだから、上達して当然だ。
やっぱり、フェラよりもパイズリのほうがいい。パイズリだと俺は、フェラの半分の時間で出してしまう。
二つの乳房に挟まれ、しごかれる肉棒。先端は、茜がペロペロと舐めている。
「伊吹くん、おっぱいで出しちゃう?」
俺は茜の問いに「そうだな」と答え、パイズリを続けさせた。しばらくすると、射精感が襲ってくる。
「茜……そろそろ出るぞ」
俺の言葉に、茜は先端をパクッとくわえてこれまで以上に胸を激しく使い、ペニスをしごいてきた。俺は茜の胸でしごかれながら、口内射精してやる。ゴクゴクと咽を鳴らし、ザーメンを飲み込んでいく茜。多少は口から零したりもするが、ほとんどは飲み込んでいる。
「オチンチンのお汁、おいしぃ〜」
嬉しそうな声。ホントに茜は、ザーメンが大好きだ。残りまで、搾り取るように吸う。
「い、伊吹くぅ〜ん」
出なくなったのか、茜はペニスから口を離し、甘えたような声で鳴いた。そして俺の股間に顔を埋め、しなびたペニスに頬を擦りつけてくる。俺は、あらかじめベッドに置いていたペットボトルから水を飲み、
「まだ足らないのか? 茜」
訊く。
「う、うん」
少なくとも今日だけで、茜は二リットル以上のザーメンを口にしているだろう。それでもまだ足らないとは……。
「茜は、ホントにザーメン好きだな」
「だ、だって……。おいしいん……だもん」
俺は少し考えてから、
「そんなにザーメンが欲しいんだったら、今から俺のことはご主人様と呼べ」
冗談めかしていった。こういうSM的なプレイは、まだ茜とはしていない。正直俺は、Sっ気がある。従妹の愛美との「お遊び」では、愛美をイジメてやることだってある。もちろん愛美は「遊び」だと理解しているから、本気でイヤがることはない。
「あっ……はい! ご主人様っ」
即座に、俺を「ご主人様」と呼ぶ茜。興奮した。遊びのつもりだったが、本気になってしまいそうだ。本気で茜のご主人様になり、茜を俺の奴隷にしたい。
俺の……俺だけのザーメン奴隷に!
復活したペニスを、茜が目をウルウルさせて見つめる。唇が半開きになり、今にも涎が零れてきそうな感じだ。
「ご、ご主人様のおいしいオチンチンのお汁を、あたしに……茜に飲ませてください」
茜は、「遊び」だと理解してるんだろうか。それとも、本気で俺を「ご主人様」だといっているのか?
俺は試しに、
「そんなにザーメンが欲しいんなら、オナニーしてみせろ」
いってみた。
「自分でするん……ですか?」
言葉使いがいつもと違う。いつもなら「自分でするんですか?」じゃなく、「自分でするの?」といっているだろう。俺を、「ご主人様」として立てているのだろうか。
「あぁ、俺に見せてみろ」
「……は、はい」
茜は恥ずかしそうな素振りを見せながらも、俺に向かって股を拡げ、コシコシとクリトリスを指で擦り始めた。ただ、クリトリスだけを擦り続ける茜。ヴァギナに指を入れることはしない。
「なんだ、指は入れないのか?」
「は……い。入れたこと、な、ない……です」
「じゃあ指より先に、俺のチンコが茜のマンコを串刺しにしたってわけか」
「そ、そうです……」
茜自身の指よりも先に、俺のチンコが膣内を探索した。そのことに、やけに俺は興奮してしまった。
指でクリトリスを擦り続ける茜。正直、たいして面白いものじゃない。俺はベッドを下り、机の引出から愛美とのプレイで使っているバイブを取り出すと、
「これを使え」
茜に渡してやる。茜とのプレイで道具を使うのは、これが始めてだ。受け取ったバイブを、茜が珍しいモノを見るような顔で眺める。
「これは……? なんですか?」
「なんですかって……。バイブ、知らないのか?」
「ばいぶ?」
「オモチャのチンコだ」
「そう……ですか。初めて見ました。これを使ってすればいいのですか?」
「そうだ」
「はい、わかりました」
バイブを、そのままマンコに突っ込もうとする茜。本当に使ったことがないのだろう。普通なら突っ込む前に、ちゃんと汚れを確認するとか、コンドームを被せるとかするものだ。
俺は茜の行動を制止し、バイブを流しで洗うようにいう。茜とのプレイではコンドームを使わないので、今、この部屋にコンドームはない。茜は少し不思議そうな顔をして、でも俺の言葉に従った。
ちなみに茜には、俺のザーメンでは妊娠しないことを教えてある。といっても茜は、「そんなことどうでもいい」……みたいな顔をしていたが。どうやら茜は、ザーメンがもらえるならなんだっていいみたいだ。
茜はバイブを洗ってベッドに戻ってくると、
「これ、伊吹くんの……あっ、い、いえ、ご主人様のより、小さいですね」
洗ったモノを玩びながらいう。
確かに、そうかもしれない。茜に渡したバイブは、それほど大きめのモノじゃない。茜はバイブを股間に押しつけ、
「入れて……いいですか?」
確認してきた。俺が肯くと、茜は俺に向かってM字開脚で、股間にバイブを埋めていった。しかし、
「……ご主人様のオチンチンのほうがいいです」
完全にバイブを埋め、茜がいう。
「いいから、それでオナニーするんだ」
「はい……わかりました」
初めて使うバイブに戸惑う様子を見せながらも、茜は徐々に昇っていく。甘い声で鳴き始め、
「アッ、アンッ! い、いぃ……」
などと口走る。
「いいのか? どこがいいんだ?」
訊いてやった。これまで、俺は何度も「マンコ」と口しているが、茜が口にしたことはない。俺は茜に、「マンコ」といわせたてみたかった。
「どこだ? 茜は、どこがいいんだ?」
沈黙。顔をうつむかせる茜。
「いわないと、二度とザーメンはやらないぞ」
その言葉に、茜はバッと顔を上げ、
「マ……ンコ」
小さな声で呟いた。
「どこだって? 聞こえないぞ」
「マ、マンコですっ!」
「そうか、茜はマンコがいいのか」
「……はい、いいです。マンコいいです」
「そんなにマンコがいいんなら、もっと弄ってやれよ」
「は、はい……」
茜は右手でジュボジュボとバイブを出し入れし、同時に左手でクリトリスも擦り始める。
「アッ、アッ、あぁウンッ!」
茜の目を潤ませ、頬を上気させて喘ぐ。乳首がビンビンに尖り、切なげにプルプルと震えているのが見て取れた。
やがて茜の息は乱れ、息と呼応するかのように茜自身も乱れていく。
「い、いいですぅ! マンコ、マンコがいいんですぅ〜っ! アッ、アッ、マンコ、マンコおぉ〜ッ」
何度も「マンコ」と連呼する茜。その顔には羞恥の色はなく、快楽に喘ぐ恍惚とした色しかない。
「マンコがいいんだな? 茜は、マンコにオモチャを突っ込んで気持ちいいんだな?」
「は、はいぃ〜、茜は、茜はマンコにオモチャを突っ込んで気持ちいいんですぅッ」
「茜、俺はお前のなんだ?」
「ご、ご主人様ですぅッ!」
「じゃあ茜、お前は俺のなんだ?」
「アッ、アァン! は、はい! 茜は、アンっ! ご、ご主人様の奴隷ですうぅ〜ッ!」
認めた。茜は、俺が「奴隷」なんて言葉を一度も口にしてないにも関わらず、自らを「俺の奴隷」だと認めた。
「よし。そうだ、お前は俺の奴隷だ。わかったな」
「はい、はいっ、ご主人様あぁ〜ッ!」
俺は、バイブでマンコをグチャグチャと鳴らしながら「ご主人様、ごしゅじんさまあぁ〜ッ!」と連呼する茜の身体中に、自らペニスをしごいて生臭いザーメン奴隷としての証を与えてやった。
「アアァンッ! ご、ご主人様のお汁うぅッ」
茜は身体についたザーメンを舐め、頭から零れるものを手ですくって啜る。マンコには、バイブが突っ込まれたままだ。
「ジュルっ……お、おいひぃ〜れすぅ〜、じゅっ、じゅルル、オチンチン、オチンチンのお汁うぅ〜」
こうして俺は、ザーメン奴隷を手に入れた。夢中でザーメンを啜る茜を眺め、俺は、「これからコイツを、どう調教してやろうか」……と夢想し、取りあえずチンコを復活させるために、ペットボトルの水を口にした。
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