みっつめのお話−後編−

 

     Aパート

 

 びゅっ、びゅクっ! びゅるっ、びゅっ……びゅクンッ!!! びゅっ、びゅクっ! びゅるっ、びゅっ……びゅクンッ!!!

 

 勢いのいいほとばしりが、尿道口を摩擦する。連続的な快感で身体中をみたしながら、ボクはなつめちゃんの腸内へと大量の精液を放出していった。

 ボクが腰を前後するたび、なつめちゃんもお尻の穴をきゅっきゅっと引き絞って、放出の手助けをしてくれる。そんなことしてもらわなくても、彼女のアナルに埋もれているだけで、十分に気持ちいいんだけど。

 さまざまな蟲の死骸でコーティングされた、なつめちゃんの幼い身体。故意なのか偶然なのか、まるで彼女自身のもののように、肩甲骨の辺りに一対のゴキブリの内羽が張りついていることに、ボクはいまさらながら気がついた。

 やがて、勢いが収まっていく射精。それでもボクはゆっくりと腰を動かして、なつめちゃんに搾り取ってもらう。

「んっ……ぅンっ!」

 なつめちゃんの声にあわせて、締めつけられるペニス。もう十分に放出したにもかかわらず、まるで力を失わない。このまま二回目に突入できそうな状態だ。

 ボクは、このまま連続してつづけようかどうか少し迷ったあと、

 

 ぐっ、じゅぷっ……

 

 力を失わないペニスを、なつめちゃんのアナルから引き抜くことにした。

 腰を引いていくと、それにともなってなつめちゃんの肛門がめくれて、充血した内側が露出していく。ボクを気持ちよく締めつけてくれたそこは、蟲骸で汚れた肌の部分とは違って、鮮やかな色彩をしていた。

 ペニスが完全に外にでると、

 

 ぶりゅっ……ぴちゅっ

 

 泡立ち、ウンチ色に濁ったザーメンが、ヒクヒクと痙攣して完全に閉じないなつめちゃんのウンチ穴から溢れでてきた。

 零れそうになったそれを、かれんちゃんがなつめちゃんのおしりに顔を埋めるようにしてなめとっていく。

 そして、

 

 ちゅっ……くぅっ

 

 ボクのウンチが付着したペニスを、まゆらちゃんがお口にいれてきれいにしてくれた。けどまゆらちゃんって、さっきまで蟲食べてたんだよな……。

 でも、ま……気持ちいいからいいか。

 ボクはまゆらちゃんにおしゃぶりしてもらったまま、ゆっくりと、床に置かれたクッションに腰をおろす。そのすぐそばでは、三人が産んでくれた排泄物が山になっていて、いい香りを放ちながらボクの性欲を刺激してきた。

 といっても、ボクはすでに二度目の欲求に支配されていて、次はだれのどのお穴で気持ちよくさせてもらおうかな? なんて考えていた。

 お腹の中にたっぷりの蟲をつめこんだまゆらちゃんに、全身ウンチまみれになってもらってするのもいいし、かれんちゃんの体内……胃も、膣内もウンチ穴も、排泄物でみたしてもらってするのもいいな。

 ……だけどやっぱり、ボクの目は蟲骸で塗装されたなつめちゃんにいってしまう。

 かれんちゃんが、なつめちゃんのお尻から顔を遠ざける。同時にまゆらちゃんも、ボクのペニスから顔を離した。

 うん。やっぱり、なつめちゃんがいいな。

 さっきはお尻を楽しませてもらったから、今度は前で楽しみたい。

 ボクは、ちょこんと床にお尻をつけてすわっているなつめちゃんに近寄ると、彼女を押し倒すようにして覆いかぶさって、

「ここにも、いれさせてね」

 かわいい股間へと先端を突きつけた。

 そして腰を落とそうとした瞬間。

「あっ……で、でも」

 なつめちゃんはボクをみて、

「いい……ですか?」

 と、小首をかしげる。

「ん? なにが?」

「えっと、そ、その……うんち」

 なつめちゃんの言葉を奪うように、

「いいの? おにいちゃん。なつめちゃんのおまんまん、うんちはいってないよー?」

 かれんちゃんがいった。

 そういえば、そうだった。

 ま、別にかまわないといえばかまわないんだけど、せっかくだから彼女たちのいうようにしてもらおうかな。

 ボクは挿入を中断して、

「いいの?」

 なつめちゃんに問う。

「はっ、はい」

 なつめちゃんが頷くのを確認して、ボクは彼女から身体を離した。

 すぐさま、両手にウンチを山盛りにしたかれんちゃんがなつめちゃんに近づき、まゆらちゃんがなつめちゃんの蟲骸で汚れたスリットを広げて内部を露にさせる。

「おにいちゃん、ちゃんとみててね。なつめちゃんのかっわいーおまんまんが、うんちをい〜っぱいっ! モグモグしちゃうところ」

 いうとかれんちゃんは、なつめちゃんの「おまんまん」にウンチを押しつけ、

 

 ぬちゅちちゅっ、くちゅちゅ、ぬにぃちゅぅっ

 

 指でヴァギナを掻き混ぜながら、その奥へとウンチを詰めこんでいく。

「ぁンっ! か、かれんちゃん……そ、そんなに、ぁっ、ぁっ、ゃんっ! そこぉ、そこだめぇ〜っ」

 ウンチまみれの股間……というよりは、ウンチしかみえないけど、なつめちゃんはそのウンチに隠された部分をかれんちゃんに刺激され、上半身をくねくねとさせた。

「そこってどこかなぁ〜? かれん、わかんなーい」

「きゃウッ! そ、そこぉっ、ゃンっ! そこよすぎちゃうからぁっ。ぁン、ぁッ、ぁッ」

 もがくなつめちゃんだけど、まゆらちゃんがしっかりと下半身を固めているので、かれんちゃんの攻撃から逃れることができないみたい。

 ちゅくちゅちと音をたてながら、なつめちゃんのクリトリスをこねている(っぽい)かれんちゃん。なつめちゃんの股間は、蟲骸やウンチで肌の色が完全にかくれてしまっている。

 室内をみたす臭い。汚物にまみれた愛らしい少女。その少女の股間から奏でられる淫音。その少女が溢れさせる淫声。

「なつめちゃんのおまんまん、いっぱいうんちたべてるよ」

 ぬめりけのある排泄物とかれんちゃんの手が、なつめちゃんの性器を犯す。さまざまにカタチを変えているであろう、なつめちゃんのやわらかなお肉。だけどその様子は、汚物にかくされて確認することができない。

「ひッ! やぁ、やだぁッ! イッちゃっ、イッちゃうのぉ〜ッ」

 なつめちゃんの声に涙の色がまじり、そこでやっと、かれんちゃんは攻撃をやめた。

 自由を取り戻し、ぎゅっとまぶたを閉じるなつめちゃん。ひとすじの滴が、蟲骸に汚れたほほをつたった。

「ごめんね、なつめちゃん。ちゃんと、おにいちゃんのおちんちんでイカせてほしいよね」

 なつめちゃんは「ハァ、ハァ」と息をつきながら、

「ぅ……うん」

 小さく頷いた。  かれんちゃんの手の動きがやさしいものにかわり、まゆらちゃんがなつめちゃんから離れる。

「お、おにい……さん」

「ん? なに? なつめちゃん」

「なつめの、なつめのおまんこ、うんちがいっぱいですから」

「うん」

「で、ですから……」

 なつめちゃんは恥ずかしそうな顔をして、ボクからチラっと視線をそらす。でもすぐにボクをみなおして、

「お兄さんのおちんちんで、イカせて……ください」

 かわいらしくはにかんでいってくれた。

 と、

「うんっ! じゅんびおっけーだね」

 かれんちゃんがいい、ぴょこんっとたちあがる。

 ぬっちょりとウンチまみれになった、なつめちゃんの股間。なんとなくカタチが判別できるスリットの奥から、とろりとした汁っぽいウンチが零れているのがわかる。

「さ、おにいちゃん。なつめちゃんをかわいがってあげてね」

 かれんちゃんが一度、ウンチまみれの手でボクのモノをつかみ、かるくしごいた。その手はすぐに離れていったけど、二回目の快感を心待ちにしているペニスは、彼女の手があと数回上下するだけで汁を垂れ流してしまいそうなほどだった。

 ボクはかれんちゃんに頷きを返し、仰向けで細い脚をM字に広げるなつめちゃんに被さっていく。

 と、

 

 ぱきゅっ、ぱきくちゅっ

 

 乾いた感じの音がしてそこに視線をむけると、床にペタンと座ったまゆらちゃんが、お口を動かしてなにか食べているようだった。

 にっこりと微笑んで、ボクに手をふるまゆらちゃん。コクンとお口の中のものを飲みこんで、

「おにーさん、まゆらのことはきにしなくていいよ。いまは、なつめちゃんとのお時間でしょ?」

 床に転がっていた、カラダの下半分がつぶれた芋虫を手に取り、

「かれんちゃん、いっしょにムシさんだべよーよ」

 それを唇にはさんでたちあがると、かれんちゃんに抱きついて、「あたしたちのことはほっといて」……とでもいうような、濃厚なキスを始めてしまった。

 ……ま、それはそれで気にはなるけど、ボクのお相手はなつめちゃんだ。

 ボクはなつめちゃんの股間へと手を伸ばし、ぬちゃっとした感触を確かめる。

 たっぷりとウンチがつめこまれたヴァギナ。ボクがはいってくるのをまってくれている。

 ゴキブリ、ミミズ、ウジムシ。なつめちゃんが身体中にまとったそれらの死骸は、なんとなく乾き始めているようにみえた。

「ホントに、気持ち悪くない?」

「あっ……はい、大丈夫です。それよりも、ほんとうにお兄さまによろこんでいただけているのか、それが心配です。ムシさんをぬるのは、はじめてですから……」

「心配ないよ、すごくうれしいよ。じゃあ、蟲でお化粧したなつめちゃんを最初にみせてもらえたのは、ボクなんだね」

「はい。そうです」

 ほほえんで答えてくれるなつめちゃん。

 ボクは彼女に、

「とってもきれいだよ。すごくうれしい。ありがと」

 正直な感想をつげた。

「そんな……は、はずかしい……です」

 かわいらしく照れているなつめちゃんに、ボクはゆっくりと埋もれていく。そのたびにボクに居場所を奪われたウンチが、外へと溢れていくのがわかる。

「ぅっ……ぅん」

 小さな性器。正直、狭い。だけどウンチの滑りが手助けしてくれて、ボクは彼女の一番奥まで到達することができた。

 行き止まりに先端をおしつけ、彼女の小さな身体を突き上げるようにして腰を動かす。

 なんだか、変な感じだ。すぐにでもイッちゃいそうなんだけど、なんとなくガマンできるというか、もう少しガンバリたい感じ。

 だけど、ハデに動くことはできそうにない。

 ボクは最深部で動きを止めて、

「なつめちゃんのウンチおまんこ、すごく気持ちいいよ」

「は、はい……なつめも、お兄さんのおちんちん、とてもきもちいいです。お兄さんのが、なつめのお腹でぴくぴくしています」

 ボクの胸の下に位置する、なつめちゃんのお顔。蟲骸で汚れ、ほっぺたにゴキブリの顔の破片らしきものが張りついているのがみてとれる。

 きゅっ、きゅうぅ〜っ! 膣壁がペニスを締めつけてくる。ボクもそれに応えるように腰を突き上げ、彼女の子宮を圧迫した。

「ハァ、ハァ……おまんこ、なつめちゃんのウンチおまんこ」

 無意識に、恥ずかしい言葉が溢れた。

「おちん……ちん。お兄さんの、かたいおちんちん」

 なつめちゃんも、ボクに返してくれる。

「なつめちゃんのおまんこ気持ちよすぎて、なつめちゃんをイカせてあげるまえに、ボクがイッちゃいそうだよ」

「だ、だいじょうぶです。はっ、はぁーっ、なつめも、こうしておちんちんをいれていただいているだけで、ぁっ、ぁンっ! とっても……いぃ、ですから」

「おチンチンで、おまんこいいの?」

「は……い。おちん、ちんで、おまんまん……イッちゃい、そうです」

 小刻みに腰を動かすなつめちゃん。ピリピリとした刺激が、ペニスから身体全体へと昇ってくる。

「……動くよ。なつめちゃんのウンチおまんこに、チンポ汁ださせてね」

「は、はい。だして、ください。はぁ、はぁ……なつめの、なつめのたいせつなばしょに、お兄さんのおちんちん汁をだしてください」

「うん、なつめちゃんの子宮いっぱいにだすからね」

「は、はい……なつめのしきゅうを、ぁっ、ぁンっ、おっ、お兄さんの、ぁっ、ぁっ、お兄さんのおちんちん汁と、うっ、うんちでいっぱい、きゃッ、きゃぅッ!」

 なつめちゃんの言葉の途中で、ボクは大きく動いた。下腹部に、刺すような快感が生まれる。最初の波は耐えることができたけど、すぐにでもイッちゃいそうだ。

「ぁッ! な、なつめの、ぁンっ、ぁっ、ぁあぁッ」

 意識が、ペニスにしか集まらない。なつめちゃんの膣内の感触、からみつくウンチの感触。ボクの汁よりも先に、ウンチが彼女の子宮にはいっていっているのがわかる。

 先端が埋まるギリギリまで腰を引き、

「ぅンきゅっッ!」

 一気に子宮まで突く。

「お、おまんこ、おまんこッ」

「……ちんっ! おっ、ちんちんッ」

 ボクたちは互いの性器の名称を口にしながら、快感の波を転がる。

 そして、とても耐えられそうにない波。ボクが口にしたのは、

「な、なつめちゃんッ!」

 彼女の名前だった。

 そして、示し合わせたわけでもないのに、

「おっ、おにいさあ〜ンッ!」

 彼女もボクを呼んで、ふたりいっしょに到達の汁を噴出させていた。

 

     ☆

 

「たくさん……お兄さんのお汁、しきゅうにたくさんです」

 ボクたちは結合したまま、快感の波が引いていくのをまった。なつめちゃんの膣内で体積を減らしたペニスが、ウンチやザーメン、それに彼女の分泌液などに浸っている。

 ボクがなつめちゃんに言葉を返そうとすると、

 

 とんとんっ

 

 後ろから肩を叩かれた。

 前かがみになっていた上半身を起こし、後方の気配へと目をむける。

 と、そこにいたのはかれんちゃん。お口になにかはいってるのかな? ほほが、ぷっくりと膨らんでいる。

「ん? なに?」

 ボクの問いに答えたのは、お口になにかをいれたかれんちゃんではなく、

「おにーさん。みててね?」

 突然、なつめちゃんのお顔の上でかがんだ、まゆらちゃんだった。

 なんだろう? そう思う間もなく、まゆらちゃんはなつめちゃんのお顔にむかって、

 

 びゅっ、ぶびゅブぅッ!!! ぶちゅビュぶっ、みちゅむぶびィッ!

 

 ドロドロウンチを噴出させていた。

「きゃっ!」

 突然のことに、声をあげるなつめちゃん。そのお顔全体に降り注ぐ汚物。それはウンチだけじゃなくて、いろんな蟲の死骸も混ざった汚物だった。

「ちょっ、まゆらちゃんっ!」

 汚物を溢れさせるまゆらちゃんのお尻……というかなつめちゃんのお顔? に顔をよせ、かれんちゃんまでもがお口の中いっぱいにためていた潰れた蟲のシチューを、なつめちゃんのお顔にぬちゃびちゃと降らせていく。

 みるみる間になつめちゃんの顔面は汚物にかくされ、すっぱい臭いを発する汚物溜まりと化していた。

「どう? おにーちゃん。こーゆーのが、したかったんでしょ?」

 脱糞をおえたまゆらちゃんがボクの隣にきて、耳元でささやく。口元をぬっちょりと汚したかれんちゃんもボクをみて、年にみあわないアヤシゲな笑顔をつくった。

 そ、そうかもしれないけど。蟲になれてないっぽいなつめちゃんに、こんなハードなことしようとは思わないよ。

 ボクはなつめちゃんのお顔にこんもりと盛られた、ドロドロになるまで破壊された蟲の死骸と排泄物の混合物を取り除く。

「ご、ごめんね、なつめちゃん。大丈夫?」

 自分が悪いわけでもないけど、つい謝ってしまった。

 完全にではないけど、お顔が露になったなつめちゃん。彼女はゆっくりとまぶたを開き、

「なにがなんなのか、よく……わかりませんでした」

 汚れたお顔に笑みらしきものを浮かべた。

「だいじょーぶだよ、おにーちゃん。なつめちゃんも、ムシさんへーきになったよ。ね?」

 まゆらちゃんの言葉に、

「はい。もう、へいきです。たくさんいただきましたから」

 なつめちゃんはいってお顔を横にすると、その横で小山となっていた、蟲の死骸と排泄物の混合物をお口にいれた。

 

 ぬちゅ、くちゅくちゅっ

 

 何度かお口の中で音を奏でると、なつめちゃんはほっぺたにくっついていたゴキブリの羽を手に取って、ぱくっ……それもお口にいれて咀嚼すると、コクンっと飲みこんでしまった。

「お兄さまは、こういうのを……なさりたかったのですか?」

 ボクはどんな顔をしたのだろう。たぶん、困ったような顔だと思う。

「くす、くすくすっ……ごめんなさい、お兄さま。ですけれどなつめは、お兄さまにたのしんでいただきたいです。すこしでもよろこんでいただきたいです。なつめたちは今夜、そのために……そのためだけにここにいるんですよ? お兄さまにたのしんでいただくため、よろこんでいただくためだけにです。ですからお兄さま? こういうことでお兄さまがよろこんでくださるのでしたら、なつめは……なつめたちは、よろこんでこういうことをします」

 なつめちゃんは汚物山へと舌を伸ばして、ソフトクリームをなめるような舌づかいで汚物をお口にいれていく。まゆらちゃんとかれんちゃんもそれに加わり、三人の少女たちが排泄物と蟲の死骸が混ざり合っていいようのない臭いを発している「異物」を、まるで「甘いお菓子」でも食べるかのように口にしていく。

 カラフルな芋虫(っぽいもの)のが輪切りにされたカケラを、器用に舌にのせてお口にはこぶなつめちゃん。もとの三分の一ほどの長さになった(と思われる)太めのミミズを、音をたててすするかれんちゃん。汚物山にお顔を押しつけるようにして、お口にいれた汚物を、下半分に汚物を付着させたお顔といっしょにボクへとみせるまゆらちゃん。

「お兄さまの、またおおきくなってきました」

 そういえば、ボクはまだなつめちゃんと繋がったままだった。三人のかわいいお食事姿にボクのものは復活し、なつめちゃんの膣内を押し広げていく。

 本当にかわいい、三人の「お姫さま」たち。ボクは彼女たちに笑みを送り、

「今夜は、こういうのがしたかったんだ。ありがと」

 素直な気持ちをつげた。

 

     Bパート

 

 まゆらちゃんが、食べやすいように脚をもいだゴキブリを、ボクと繋がったなつめちゃんの口元へとはこぶ。なつめちゃんはそれをパクっ……とお口にいれると、ぱきぷちゅと噛み砕いていく。

 おいしそうにゴキブリを食べていくなつめちゃん。十二匹までは数えていたけど、まゆらちゃんとかれんちゃんは、まるで詰めこむようしてなつめちゃんのお口にゴキブリをいれていくので、よくわからなくなってきた。

 ボクはゆっくりと腰を動かしながら、なつめちゃんのゴキブリ喰いを堪能させてもらう。

 たぶん、三十匹以上は食べたと思う。もしかしたら、五十匹はいっているかもしれない。なつめちゃんの食べるスピードが落ちて、それになんだか、苦しそうなお顔をしている。

「なつめちゃん、もういいよ。まゆらちゃんとかれんちゃんも」

 ボクがそういった瞬間だった。

「ぅッ……ングっ!」

 それっぽい前触れもなく、突然なつめちゃんのほっぺたがめいっぱいに膨らんで、彼女は上半身をねじるようにしてお顔を横にすると、

 

 ごぶぴゅ……ッ! びじゃっ!!!

 

 胃に納めたばかりの、大量のゴキブリを嘔吐した。

「こぴゅっびちゃっ! ぅゲぇーっ!! ゲぇッ、ぅっ……びちゅやっ!!!」

 排泄物色……というよりは、もっと複雑な色彩にまみれたゴキブリの死骸。おおむねが粉砕されているけど、はっきりとゴキブリとわかるのが不思議だ。

 苦しそうにむせながら、胃の内容物を噴出させていくなつめちゃん。しっかりと閉じられたまぶたの奥から透明な涙が零れ、小さなお鼻にあいた穴からは、ドロリとした汚汁が滴ってくる。

 粘液にまみれ、ぬめる唇。そのすぐそばに盛られていく嘔吐物……というよりは、粉砕されたゴキブリたちの死骸。

 どうしよう、中断したほうがいいかな。

 ボクが腰の動きを止めると、

「だ、だいじょう……ぶ、で、です、ゴホゴホっ、です……から」

 そうはいっていても、なつめちゃんはとっても苦しそうな様子だ。ボクはいったん結合をといて、

「ありがとう、なつめちゃん。とっても気持ちよかったし、かわいかったよ。ちょっとムリさせちゃったかもしれないね、ごめんね」

 大丈夫です。そういうなつめちゃんの頭をなでていると、

「おにーちゃん、まゆらもかわいがってくれないとヤーだよ?」

 まゆらちゃんが、タイミングよく抱きついてきてくれた。

 ボクはまゆらちゃんにうなずきを返し、一度なつめちゃんに視線を戻して、

「そういうことだから、ね?」

 なつめちゃんは小さく首を縦に動かすと、「はい、お兄さま」……ききわけてくれた。

 ボクはまゆらちゃんのほっぺにキスして、

「じゃあ、お願いするね」

「うんっ!」

 まゆらちゃんはにっこりと笑うと、ボクから腕をといてたつ。

「ほらぁ、おにーちゃん? みてみてぇ」

 胸元のほんのりとしたふくらみとは対照的な、ぷっくりと膨らんだお腹をさすり、

「まゆらのおなか、ムシさんたちでいっぱいだよ?」

 満面の笑顔をくれるまゆらちゃん。それにいつの間にか、彼女の膣内にはウンチがつめこまれているようで、内股からはとろけた汚物が滴となって垂れていた。

 まゆらちゃんはボクの両肩に手を置き、押し倒すように力を加える。ボクはされるがまま、その場で仰向けになっていく。と、ボクの背中に、かれんちゃんがクッションをすべりこませてくれた。

 軽く上半身を持ち上げられる格好で、仰向けになるボク。まゆらちゃんはボクの直立した股間に手をそえ、跨ぐようにして性器同士を密着させると、ぬくぅ……腰を落としていく。ボクは中途半端となった行為を、お相手をかえて再開した。

 内側から蟲たちに押され、膨らんだお腹。ボクを飲みこむ部分は、なつめちゃんのものよりも心持ち前方に位置しているように感じる。それになつめちゃんのより、ちょっと狭い……かな。しっかりとくわえこんで、吸いつくというよりは圧縮されるような感触だ。

「はぅッ……ぅっ、くンっ!」

 最深部までボクを迎えいれ、少し苦しそうな表情をするまゆらちゃん。

「えへっ。ちょっと、ムシさん食べすぎちゃったかな? おなか、くるしーかも……」

「大丈夫? だしちゃう?」

「へーき……だとおもう。でそうになったら、ちゃんというね」

「うん」

 ボクはまゆらちゃんのお腹をなで、その膨らみを確認する。

「すごいの、でちゃうかも……ね?」

 まゆらちゃんが、やっぱり苦しそうな感じでいう。ホントに平気なのかな? 確かに、スゴイのがでそうではあるけど……。

 まゆらちゃんの逆流がどんなものかみてみたいとは思うけど、苦しい思いをさせようとは思わない。ボクは激しくならないように気をつけながら、腰を動かした。膣内をみたすウンチのぬめりで、締めつけの強さのわりにスムーズな動きがとれる。

 まゆらちゃんの腰に両手をそえ、ボクは腰を跳ねさせる。その動きに合わせるように、彼女の上半身とツインテールが脱力した感じに揺れる。 「ぅくっ、ぅっ……! ンぐっ」

 ぎゅうぅーッ! ペニスが痛いくらいに締められる。繋がるまでは平気そうだったのに、いまのまゆらちゃんは、明らかに「なにか」を堪えている表情だ。合体が、蟲をつめこんだお腹にダメージを与えているんだろう。

 こうしてみると、まゆらちゃんは本当に幼い顔つきをしている。まぁ、実際に幼いんだけど、実年齢以上にってことで。

 正直、楽しいというよりは心苦しいほうが大きくなってきた。

「まゆらちゃん」

 やっぱり、一回だしちゃおう? ボクがそうつづけようとしたとき、

「ぅぐぷっ……!」

 まゆらちゃんが両手で口元を覆い、だけど次の瞬間には、

 

 びちゅごぴゅっ! ぅンぎゅッ、ぐぽぉごぶゥぎょびゅぼッ

 

 そんなのはなんの意味もないほどの、大量の蟲ゲロを噴出させていた。

 まさに噴水。ボクが、生まれてこのかたきいたこのないような音を響かせて、まゆらちゃんのお口から汚濁が吹きだす。それはまゆらちゃんに……というよりは、ボクへと降り注いだ。

 生臭く、こちらまで吐いてしまいそうになるような嘔吐物の臭い。生暖かく、だけど寒気がするような感触が、ボクの上半身を侵略する。

 さまざまの蟲の死骸。噛まずに飲みこんだのかな? 完全な形をしてまだ動いているミミズや、動いてはないけどオタマジャクシもいる。まるで散乱したパズルのピースのような、ゴキブリの破片たち。白い粒つぶはウジムシだろう、結構いっぱいだな。

 苦しそうにエズき、嘔吐をつづけるまゆらちゃん。両手はボクの胸に置いていて、もう口元にはない。多少の躊躇はあったけど、ボクは蟲ゲロを手にとると、それを彼女のお顔に塗っていった。

 幼げな愛らしいお顔が、醜い蟲の死骸でお化粧されていく。

「ぅンっぐ……びちゅちゃっ! げぼっ、ゲホゲホっ」

 お化粧の途中も、まゆらちゃんは蟲ゲロを溢れさせながらむせる。汚物がお鼻の穴からも零れ、奇跡的に(?)生きたままの糸ミミズが右の鼻腔から這いだしてきた。

 ボクは結合したまま上半身を起こし、むせつづけるまゆらちゃんを抱きしめるようにすると、薄い背中をさすってあげる。

「すごいの、でちゃったね」

「けほげほっ……で、でしょ?」

 蟲ゲロで汚れたボクの胸に額をあずけ、まゆらちゃんは、

「ごめんね、おにーちゃん」

 なんとなく沈んだ声をだす。

「なにが?」

「おにーちゃんまで、よごしちゃうつもりなかったの……ホントだよ?」

「いいよ、そんなこと」

「だ、だけどおにーちゃん」

 自分が蟲まみれになりたいわけじゃなかったでしょ?

 ボクは、そんな感じでつづきそうだったまゆらちゃんの言葉を奪って、

「イヤだったら、おチンチンこんなになってると思う?」

 痛いほどに勃起したままのペニスを、まゆらちゃんの子宮口へと強く押しつけた。

 彼女はそれでわかってくれたのか、

「う、うん。そーだねっ! おにーちゃんの、まゆらのなかでゲンキいっぱいだね」

 声色を明るくしてくれる。

「そうだよ。元気いっぱいだよ」

 ボクはまゆらちゃんを前倒しにして、今度は自分が上になる。大量の蟲ゲロがボクたちの下半身を汚し、まるで固まりのような臭気をボクの胸の奥へと送ってきた。

「うれしー。ゲンキいっぱいのおちんちんっ」

 吐いて楽になったのか、まゆらちゃんの表情はかわいらしいものだ。ボクは腰の動きをさっきまでより激しくして、幼いヴァギナを楽しむ。まゆらちゃんは自分で蟲ゲロを身体に広げていき、そのままの姿をのこすオタマャクシを手にして指でぷちゅっと潰すと、それをお口にいれてくちゅぴちゅと舌を鳴らした。

「おいしい?」

「うんっ! おいしーよ」

 ぺろっと唇をなめるまゆらちゃん。ボクは彼女の右側の髪房を手にすると、そこに蟲ゲロをぬっていく。サラサラの髪がぬめり気をおびて湿り、身体を汚すのとは違う背徳感にペニスの硬度がました。

「まゆらね、カミをよごしてもらうの……すき。ドキドキするの」

「そうなの?」

 ボクは左側の髪房も、右側と同じようにして汚す。そして前髪……頭全体を汚していった。

 異臭にまみれた、まゆらちゃんの髪。ところどころに、蟲のカケラが貼りついている。

「えへへっ。ね、おにーちゃん?」

「ん?」

「まゆら、かわいー?」

「うん。とってもかわいいよ」

 幼い身体中に蟲骸をまぶした彼女は、文句なしにかわいい。まゆらちゃんはうれしそうに微笑んで、

「きもちよく、させてほしーな。おにーちゃんのおちんちんで、まゆらをイカせてほしーの」

 ボクは頷き、意識をペニスに集中させる。狭い膣内で肉棒を暴れさせ、いまだその機能を働かせていない子宮を無遠慮に突いた。

「ァうッ! ぁっ、ぁンっ、ぁンっ!」

 子宮を突かれるたび、甘い声を零すまゆらちゃん。未成熟な乳首が膨らみ、ぴくぴくと震えている。

「お、おにぃーちゃぁんっ、まっ、まゆらぁ、まゆらぁ〜っ」

 表情でわかる。イッちゃいそうなんだ……と。

「いいよ、すきにイッちゃっても」

 まゆらちゃんはコクコクと頷いて、自分の身体を抱きしめると、

「ぅっ、ぅきゅうぅ〜っ!」

 小動物の鳴き声のような声をあげ、

 

 ビクンっ! ぴくっ、ぴくぴくンっ

 

 身体と膣内を痙攣させた。

 ボクは動きを止めて、

「ハッ、はぁ、はぁ……ぅっ、きゅっ」

 まゆらちゃんの息が整うのをまつ。

「はぁーっ、はぁーっ」

 もういいかな。ボクが腰を引こうとすると、

「え? ぬ、ぬいちゃうのぉ? おにーちゃん、まだぁ」

 まゆらちゃんが不安そうな表情をつくる。

 ボクは彼女を安心させるため、

「うん。こんどは、後ろにいれさせてね」

 自分の希望をつげた。

 まゆらちゃんはホッとした顔をして、

「うんち……穴?」

「ウンチ穴だよ。ダメ?」

「ううん、ダメじゃないよ。いれて、まゆらのうんち穴に、おにーちゃんのおちんちんください」

 ボクがペニスを抜くと同時に、まゆらちゃんは身体を反転させて、お尻を突き上げる格好で立てひざになり、自分でお尻の谷間を広げてアヌスを露にしてくれた。とはいえ、そんなことしてもらわなくても、まゆらちゃんの薄いお尻肉はウンチ穴を隠してはいなかったけど。

 ペニスの先端をウンチ穴に押しつけ、半ば無理やりに埋もれていく。まゆらちゃんは挿入の瞬間に「ぅくっ!」という声を漏らしただけで、アヌスの力をぬいてボクを迎えてくれた。

 

     ☆

 

 まゆらちゃんのウンチ穴に射精をおえたボクの身体を、お姫さまたちがなめてキレイにしてくれる。

 なつめちゃんがアヌスを、かれんちゃんがペニスを、まゆらちゃんがワキの下を……といったように、三枚の舌が同時にボクをなでまわす。くすぐったいやら気持ちいいやらで、なんともいえない感じだ。

 でも、せっかくキレイしてもらっても、その次は全身に塗糞をしたかれんちゃんとのプレイ。ボクはまた、すぐに汚物にそまることになった。

「おにーちゃん。ゴキちゃん、いなくなっちゃったぁ〜」

 プレイを始めて三時間も経っていないのに、最初に用意してもらった三百匹のゴキブリが全滅。ボクはオチンチンが元気になるクスリと、最初のと同じ数のゴキブリを追加して、クスリが効いてくるまでの間、三人のお姫さまがはしゃぎながらゴキブリを貪る姿を楽しませてもらう。

 かれんちゃんがゴキブリを噛み砕いてムースをつくると、それを生きたままのゴキブリにたっぷりとまぶして、なつめちゃんがおいしそうに食べる。まゆらちゃんがお口いっぱいにゴキブリをつめこんで、バキバキュもぎゅもぐと噛み砕いていく。そして噛み砕いたものを、なつめちゃんのお顔にぬべちゅちゃぁ〜っと吐きだすと、かれんちゃんがなつめちゃんのお顔を口で掃除しながら、ときおりそれを口移しでまゆらちゃんやなつめちゃんへと注ぐ。

 蟲の死骸が散らばる室内。全身をぬめらせるお姫さまたち。そのぬめりがなにによってもたらされたなんて、もう気にならない。ボクは思うままにお姫さまたちと繋がって、快楽のおもむくままに汁を垂れ流す。

 ちゃんと数えてはいないけど、十数回目の絶頂。精液が溢れたかどうかはわからないけど、達したという快感はあった。クスリの効き目だろう、それでも金属のように硬くなったままのペニスを、まゆらちゃんのアナルからなつめちゃんのヴァギナへと移動させる。

 さまざまな汁溜りと化したなつめちゃんの膣内はぬちゅぬちゅのぐちゅぐちゅで、突くたびに湿った音を響かせる。ボクはなつめちゃんを上にさせ、右手でかれんちゃん、左手でまゆらちゃんのウンチ穴をもてあそぶ。ふたりのウンチ穴もなつめちゃんのヴァギナと同じで、なんともいえない汚汁を溢れさせてボクの手を汚した。

 かれんちゃんの穴で汚れた手をまゆらちゃんに、まゆらちゃんの穴で汚れた手をかれんちゃんになめさせる。激しく腰をつかうなつめちゃん。その膣内で痺れていたペニスが、唐突に快感をボクに押しつけて爆ぜる。

 脱力はしない。むしろ欲求が強まった。なつめちゃんをどかせると、床で固まりになっていた排泄物と蟲の死骸の混合物をつかみ、それを無理やりな感じでまゆらちゃんのお口に押しつけて食べさせる。

 苦しそうな声。でも、同時に咀嚼音も。

 かれんちゃんがペニスに吸いつく。

 白く。

 赤く染まる思考。

 床を、黒いナニカが走る。

 背中に感じる温もりとぬめり。

 ペニスを包む心地よさとくすぐったさ。

 汚物溜りに脚を捕られて停止したナニカを、なつめちゃんが細い脚で踏み潰す。潰されたナニカが付着する、なつめちゃんの足のうら。まゆらちゃんがお顔をよせてナニカをなめとると、その全体を唾液まみれにしながらしゃぶる。

 ペニスに絡みつく快感。

 かれんちゃんの咽の奥にまで進む。

 でも、進みすぎたみたいだ。

 かれんちゃんがペニスを放してむせる。

 なつめちゃんの足のうらをなめつづけるまゆらちゃんの腕をつかんでひきよせる。覆いかぶさるようにして押し倒すと、軟便のような汚物が零れるおまんこにペニスを突き刺す。床について身体をささえる手に、ナニカが触れた。弱ったゴキブリ。手にすると、結合しているお姫さまのお口に放りこんだ。

 いれられたものを噛み砕き、ほほえむお姫さま。ペニスを突っこんでいない残りのお姫さまたちが、身体を密着させてぬめりと温もりをくれる。胸元に手が伸び、乳首をこねられる。そして肛門にも、指による刺激を感じる。

「おにーちゃん、きもちい〜?」

 ペニスが締めつけられる。

「よろしいですか? お兄さま」

 乳首が引っ張られる。

「いいよね? おにいちゃん」

 肛門に指が潜りこむ。

 お姫さまたちのやわらかさと温もり。

 絶えることのない快楽と快感。

 夜の終わりまで、あとどのくらい残っているんだろう?

 この楽しい時間は、あとどれだけ?

 ……ま、いいや。

 最後の瞬間がくるまで、この時間を楽しもう。

 ボクはココロとカラダが求めるままに、お姫さまたちが与えてくれる「心地よさ」を、「終わり」が訪れるその瞬間まで堪能することにした。



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