三日目

 

     1

 

 前日の失敗を教訓にして、昨夜は遅くまで遊んでいなかった。十二時前には遊びを終えて、カオリちゃんとユカコちゃんを寝かせてあげた。

 まだ時間が早いし、他のゲストからお呼びがかかるかもしれないから館児室に戻る……という二人に、「もう十二時になるのに、時間が早いってなんだよ」と思ったボクは、

「せっかく仲良くなったんだから、カオリちゃんとユカコちゃんと一緒に、三人で寝たいな。いいでしょ? お願いだよ」

 といって、半ば無理やり彼女たちを引き留めた。彼女たちはボクの「お願い」をきいてくれて、部屋に残ってくれた。

 そしてボクたちは、ボクを真ん中にして、川の字になって一緒に眠った。

 

 朝食を採り、ボクは昨日のように館内を散歩にでかけた。その途中、三十歳くらいのやけに背が低い男を見かけたけど、声をかけるのもかけられるのもイヤだったから、隠れるようにしてそこから遠ざかった。

 それから五分くらいかな? ボクは、最初の日に見かけて気になっていた子とでくわした。お人形さんみたいな、五、六歳ほどのおんなの子。

 ミハちゃんだ。

 ミハちゃんは今日も、フリルがいっぱいのお洋服を着ている。前に見かけたときとは違うお洋服だけど、印象はあまり変わっていない。

「おはよう、ミハちゃん。どこかいくの?」

「ミーちゃん、おふろ……いくのぉ〜」

 そういえば前に会ったときもこの子、お風呂にいくっていってたな。

 と、ミハちゃんがボクの服の袖をつかんで、

「いっしょに、いこぉ〜?」

 ボクを見上げるようにしていった。

「ボ、ボクも?」

 ミハちゃんが、コクっ……と小さくうなずく。

 しっかりと服の袖を掴み、クイクイと引っ張るミハちゃん。う〜ん……これは断れないよな。

「じゃあ、一緒にお風呂いこっか?」

 ミハちゃんは、コクンと大きくうなずいた。

 

 ボクの部屋には浴槽つきのシャワー室が完備されているけど、幼聖館にはそれとは別に浴場もある。浴場というよりは、豪華な大浴場だ。ボクはこれまでにこの浴場を利用したことはないけど、手ぶらでいっても、石鹸やタオルといった必要なものが全て準備されていることは、ミヤコちゃんに教えてもらって知っていた。

 広い脱衣場。ガラスの向こうには大浴場。でも大浴場には、誰もいないみたいだ。

 隣を見ると、ミハちゃんがお洋服を脱いでいる。なんだか、もたついているようにも見えるけど……。

「手伝おうか?」

「いい〜……ミーちゃん、ひとりでできるぅ〜」

 できるらしい。ミハちゃんは五分以上かけて、フリルがたっぷりひらひらのお洋服を脱ぐことができた。うん、偉いえらい。

 と、自分は服を脱ぐことなくミハちゃんの脱衣シーンを眺めていたボクは、

「おに〜ちゃん……のろまぁ、まだ、おふくきてるぅ〜」

 少し大きめな子供パンツをはいているだけのミハちゃんに、笑われてしまった。

 それにしても完全な幼児体型……というか幼児なんだから当たり前なんだろうけど、ミハちゃんの身体に女性的なデコボコは、まったく見つけることができなかった。

 ボクがノロノロしてる内に、パンツも脱いだミハちゃんは、

「おふろ〜、おふろ〜」

 嬉しそうに浴場に入っていく。後ろから見ると小さなお尻をフリフリしてて、とってもかわいい。

 ボクも服を脱ぐと、腰にタオルを巻いて浴場へと移動した。

 

     ☆

 

 浴場には、いつくかの浴槽があった。一番大きいのは、円形になっているものだ。その他は全て長方形で、ジャグジー、水風呂、青い色に染まったお湯が満たされている、なんだかいい匂いがするヤツ(入浴剤でも入っているのだろう)……などがある。どうやらサウナもあるようだけど、ボクはサウナが苦手だから関係ない。

 ミハちゃんは、壁にいくつか並んだ鏡の前で、風呂椅子に腰を下ろしていた。どうやらあそこが身体を洗う場所のようだ。

 鏡と鏡の間隔は広い。少なくとも、ボクが知っている銭湯の三倍は間隔があった。鏡の下には出っ張りがあって、スポンジ、石鹸、シャンプー、リンス、ボディシャンプーが全てに置かれている。風呂椅子も風呂桶も、なんとなく高級そうなものが置いてある。

 出っ張りには水とお湯がでる(であろう……というか、でない方が不自然だ)蛇口。もちろん、鏡の上にはシャワーもあった。

 ボクは、ミハちゃんの側へ脚を進める。ボクが近づくと彼女は、

「あらってぇ〜」

 と、スポンジを手渡してきた。

 あ、洗うの? ボクが? ミハちゃんを?

 そりゃ、洗ってあげたい……というか洗いたいけど、いいのかなぁ? でも、ミハちゃんから「あらってぇ〜」っていわれたんだから、いいんだよな……?

 ボクがそんなことを考えて躊躇していると、

「くすん……あらって、くれないのぉ?」

 ミハちゃんが不安げな顔でボクを見つめる。

「え? あ、洗ってあげるよ? も、もちろん」

 その言葉ににっこり笑って、ミハちゃんがボクに背中を向けた。

 ボクは洗面器にお湯をはって、それでミハちゃんの身体を濡らすと、スポンジにボディソープを染み込ませて彼女の身体を洗う。スポンジを通しても伝わってくる、ミハちゃんのやわらかさ。

 ボクがミハちゃんの背中を泡まみれにすると、彼女はクルンと半回転して、

「まえもぉ〜」

 ボクに正面を向けた。

 まるで虫さされのような乳首。ちょっとぷっくりとしたお腹。半開きの脚の間には……うっわ! なんて小さなワレメちゃんなんだ。肌が割れているだけ、正真正銘のワレメちゃんだ。

 ボクはできるだけそのワレメちゃんを見ないようにして(だって、興奮しちゃうし……)、ミハちゃんの前を洗ってあげる。

 おとなしく、ボクに洗われているミハちゃん。

 と、

「うっふぅ〜ん」

 突然の、やけに甘ったるい声……というか吐息。それはミハちゃんの胸を洗ってあげているときだったから、ボクはビクッとしてしまった。

 別にワザと胸を重点的に洗っていたわけじゃない(と思う)けど、おんなの子の胸にスポンジ越しにとはいえ触れていたわけだし、意識はしていたから。

「ど、どうかした?」

「くすぐったかったのぉ〜」

 ……あれが、くすぐったかった声なのか? ボクには、感じているとしか思えない声だったけど。

 そ、そうだよな。ミハちゃんくらいの小さな子が、胸で感じるわけないよな。

 ボクは気持ちをおちつけて、泡まみれのミハちゃんにお湯をかけた。

「キレイになったよ、ミハちゃん」

 ミハちゃんは首を横にフリフリして、

「ここもぉ〜」

 自分のワレメを両手で開いた。

 うっわッ! なんていうか、見ちゃダメなくらいかわいいッ。小さくて、ピンク色で、でも穴はちゃんとあって……。

 こ、こんなの、ホントに入るのか? で、でもミハちゃんだってここにいるんだから、ヤッてることはヤッてるんだろうし……。

「ミ、ミハちゃん?」

「ん〜? な〜にぃ?」

「ミハちゃんも、そ、その……ここに、えっと……」

「おに〜ちゃん。ミーちゃんと、おちんこしたいのぉ〜?」

「え?」

 かわいい声で告げられた「おちんこ」という単語に、ボクの思考が一瞬止まった。

「ちがうのぉ? おちんこじゃないのぉ〜?」

 ち、違わないけど。そりゃしたいけど、で、でも……なんでわかったんだ?

「おに〜ちゃん。おちんこ、おっきくなってるよぉ〜?」

 タオルを巻いていたけど、ボクの「おちんこ」が元気になってるのは、誰がみても明らかな状態だった。

 ……そりゃ、大きくもなるさ。あんなかわいい穴見せられもしたら。

「ここ〜、おっき〜の〜」

 

 くにっ

 

 ミハちゃんがタオル越しに、「おちんこ」に左手を置いた。そして、

 

 くにくにくにゅっ

 

 小さくやわらかな手で、ボクの「おちんこ」を玩ぶミハちゃん。

「にゅるにゅる……でるぅ?」

 にゅるにゅる……? 精液のことか? そりゃ、このまま続けられたらでちゃうよ。

「う、うん。でちゃう……かも」

 ボクが答えるとミハちゃんは手を離し、

「じゃあ〜……ミーちゃんが、ペロペロしてあげるぅ〜」

 どこから、「じゃあペロペロ」に繋がるのかわからなかったけど、ミハちゃんは風呂椅子からお尻を持ち上げて立ち、

「すわってぇ〜」

 自分が座っていた椅子を、ペシペシと叩いた。どうやら、ボクにこの椅子に座れといっているようだ。

 ……これって考えるまでもなく、ミハちゃんがボクのモノを「ペロペロ」しやすいようにだろうな。

「はやくぅ〜」

 急かされてしまった。ボクは指示された通り、風呂椅子に座る。ミハちゃんはボクの股の間に身体を滑り込ませ、

「じゃまなのぉ〜」

 タオルを剥ぎ取ってしまった。

 もう、どうにでもなれ。

「おちんこ〜」

 ミハちゃんはなんだか嬉しそうな顔をペニスに寄せ、先端をチロチロとなめてから、パクっとくわえた。

 ミハちゃんのおしゃぶりに、ボクは驚く。

 はっきりいって、すごく上手い。ミハちゃんはこれまでのどの子よりも、おしゃぶりが上手だった。

 尿道を刺激されていたかと思うと、次の瞬間には亀頭の裏を刺激されている。かと思うと、先から根本まで、そして袋までをも舌が這う。

 そうしている内に、段々とどこを刺激されているのかわからなくなってきた。

 ミハちゃんの小さなお口は、ボクのモノを先っぽしか中に含めないようだ。それでもボクは、全体がミハちゃんのお口で包まれ、舌でこねられているかのように思えた。

 舌使いも吸いつき加減も絶妙。こんなおしゃぶりは初めてだ。

 意識をペニスに集中させられる。やわらかくて、ねっとりと温かいミハちゃんの唇や舌が、ボクの身体全体を這い回っているように感じる。

 なんだか、ヤバイくらいに気持ちがいい。

 この子、なんなんだ? どうしてこんなに上手いんだ。

 

 ちゅピっ、ちゅっ、くちゅっ……れるっ、れろれろれろ、くちゅっ、ちゅくチュく、くちゅうぅ〜……ちゅっパぁっ

 

 リズミカルに、やむことなく奏でられる音色。ボクはその音色に誘われ、昇っていく。背筋をぞわっとした感覚が走り、頭頂部から抜ける。

 もう……ダメ。でちゃう!

「ミ、ミハちゃんッ! で、でちゃうよっ、にゅるにゅるでちゃうよッ」

 ボクの言葉にミハちゃんの動きが止まることはなく、いや、それよりも、これまで以上にテクニカルな舌技でボクを追いつめてきた。

 で、でるッ!

 瞬間。ミハちゃんがボクの先端をお口いっぱいに頬張る。

 そしてボクは、

 

 びゅるっ! びゅぷっ、ビュる! びゅルっ、ぴゅっ、ぴゅっ

 

 限界をこえた快感を、ミハちゃんのお口の中で爆発させるかのように解き放った。

「ハ、ハァ、ハァ……」

 頭の中が真っ白で、身体に力が入らない。でもミハちゃんは、なかなかボクを自由にしてくれない。吸いついて離れない。袋まで揉んで、全てを搾り取ろうとする。

 やがてにゅるにゅるがでなくなったのか、やっとのことでミハちゃんはペニスを解放し、顔を上げる。彼女はチュパチュパと口を鳴らし、ボクのにゅるにゅるをしっかりと味わっているようだった。

「ミ、ミハちゃん?」

 ボクの呼びかけに、ゴクンとお口の中のモノを飲み込み、

「な〜にぃ〜」

「お部屋でちゃんとしたいんだけど、いい……かな?」

「おちんこ〜? ミーちゃんとぉ〜」

「う、うん。そう……だけど」

「うん〜……い〜よぉ〜」

 朝っぱらから、ボクはなにしようとしてるんだ? とは思ったけど、ミハちゃんの魅力と、行為の誘惑には抗えなかった。

「でもぉ……ミーちゃん、おふろぉ〜」

「あ、あぁ、そうだね。ちゃんとお風呂に入ってからにしようね」

「うん〜。ここ、あらってからぁ〜」

 いってミハちゃんは、再びボクにかわいい穴を露出させた。

「あらってぇ〜」

 拒否権はなかった。ボクはいわれるままに、ミハちゃんの股間も、お尻の穴までをも洗うことになった。

 ……やわらかかったし、すごく、その……イイ感じだった。

 それから三十分ほど、ボクとミハちゃんは浴場でお湯を楽しんだ。浴槽につかっているミハちゃんは本当に嬉しそうで、「ふぅ〜」とか「はぁ〜」とか、そんな溜息を繰り返していた。

 

     2

 

 ボクはミハちゃんを連れて、自分の部屋に移動した。その間ミハちゃんは、身体にバスタオルを巻いただけの姿だった。彼女がいうには、

「およ〜ふくきても、すぐ、ぬいじゃうでしょ〜?」

 ということらしい。そりゃ、そうなんだけど……。

 それをいったら、ゆっくりお風呂に浸かっていたのだって、あまり意味のあることじゃない気もするけど……。まぁ、ミハちゃんが嬉しそうだったからいいや。そんなわけでボクは、彼女の衣類を持って移動することになった。

 こんなところアヤネちゃんにでも見つかったら、なんていってからかわれるのかな……? と思っていたけど、道中に「遊んだ」ことのある子と会うことはなかったし、すれ違った館児ちゃんが二人いたけど、なにもいわれなかった。

 部屋についてベッドルームに入ると、ミハちゃんはすぐにバスタオルを取り去った。

 やっぱり、ちゃんとわかっているようだ。ボクたちが、これからなにをしようとしているのかを。

 ボクはミハちゃんを抱っこして、ベッドの上に乗せる。

「ミーちゃん、かわいぃ〜?」

「う、うん。すごくかわいいよ」

「うれしぃ〜」

 にっこりと微笑むミハちゃん。

 か、かわいいっ!

 ボクは急いで服を脱ぐと、ベッドに上がった。

「ミハちゃんのここ」

 ボクは、仰向けで寝転がっているミハちゃんのスリットをぷにぷにと指で押して、

「お兄さんに、なめさせて欲しいな。ミハちゃんもお風呂で、お兄さんのナメナメしてくれたでしょ? お兄さんも、ミハちゃんのナメナメしたいんだけど」

「い〜よ〜」

 了承をもらったボクは、マクラをミハちゃんの腰の下に入れて下半身を少し浮かせる。そうすると彼女は、自分から両脚を大きく開いてくれた。

 パックリと脚が開いていても、ミハちゃんのスリットはピッタリ閉じたまま。肉の扉で内部が隠されている。

 ボクはその肉の扉を両手の親指でクニっと開き、内部を露出させる。小さくてかわいい、でもちゃんとおんなの子の作りになっている性器。顔を近づけ、舌でレロレロと触れてみる。少し、ボディシャンプーの味がした。

 ミハちゃんの腰に手を置き、やわらかな股間に吸いつく。口の中に入れたスリットに舌をさし込んで、内部を隅々まで味わう。舌の先に感じる小さな膨らみ。でもどれだけ内部を、小さな膨らみを刺激しても、ミハちゃんからは果汁が溢れてこない。まだ、性感が芽生えてないのかもしれない。

 そうだよな。ミハちゃんって、少女っていうよりは幼女だもんな。ボクは内部の探索を中断し、顔を上げる。ミハちゃんは涼しい顔をして、「も〜い〜のぉ〜?」といった。

「もう少し、お兄ちゃんにミハちゃんの見せてね」

 ミハちゃんは顎を引いてうなずく。ボクは内部を観察しようと、両手でスリットを開く。唾液に濡れた内部。本当に小さなヴァギナ。できるならさせてもらいたいけど、これじゃあ無理だろうな。

 でも、指くらいならはいる……かな?

 興味に勝てず、ゆっくりと右手人差し指をいれてみる。

 ぬくっ……とはいった。第一関節まで。クイクイと指で感触を確かめていると、

「ミーちゃん、おちんこもはいるぅ〜」

 ミハちゃんがいった。

「……は、はいるの?」

「うん〜……はいるぅ」

 そ、そうか……はいるのか。

「いれて、いい?」

 いっちゃったよ。

「おちんこ〜?」

「う、うん」

「い〜けどぉ、にゅるにゅるはぁ、ミーちゃんのおかおにかけて〜」

「え? お顔にかけて欲しいの?」

「うん〜、おかおに、にゅるにゅる〜」

 が、顔射……だよな? それって。やったことないから、上手くできるかどうかわからないけど、ミハちゃんのお願いだからガンバってみよう。っていうか、ぜひガンバりたい。

「じゃあ、にゅるにゅるはお顔にあげるね」

 ボクが埋めていた指を抜くと、ミハちゃんは自分でスリットを拡げ、

「い〜よぉ〜」

 ボクはミハちゃんに覆い被さるようにして、下半身を彼女の股の間に潜り込ませる。半信半疑で先端を拡げられたスリットへと当てると、ミハちゃんは拡げていたスリットから手を離しボクのモノを掴んで、「も〜ちょっと、したぁ〜」……と位置を修正した。

「ここぉ〜、ミーちゃんのおまんこ〜」

 ……あ、あれ? なんか今、変な言葉がミハちゃんのかわいい声で発せられたような気が……。「おちんこ」もそうだけど、なんかもっとこう……「おまんこ」、とかなんとか。聞き間違いだろうな、きっと。

「おちんこいれないのぉ〜? ミーちゃんのおまんこ、おちんこはいるよぉ〜」

 ……やっぱり聞き間違いじゃない。いってる、「おまんこ」って。

 え、えっと……これは、どういう反応を示せばいいんだ?

 そうだ! き、聞き流そう。

「い、いれるよ? いいんだよね?」

「ミーちゃん、い〜っていったぁ。おに〜ちゃん、ひとのおはなしは、ちゃんときいてないとだめぇ〜」

 ……注意されてしまった。

「う、うん、そうだね。ごめんね。じゃあ、いれるよ?」

「い〜よぉ〜」

 ちょっとこわいな。ミハちゃんは「はいる」っていったけど、本当にはいるのかな? ボクは無理をしないように、ゆっくりと腰を落としていく。

 あ、あれ? 結構すんなりと……。

 ミハちゃんの「おまんこ」は、すごいやわらかさというか、柔軟性というか、収縮性というかで……ホ、ホントにはいっちゃった!

 先端だけだけど、先端がはいったということは多分もうこっちのものってことでできちゃうってことなんだろうしこのままいっきにさいごまでってわけでッ!

 ボクはわけがわからないくらいドキドキして、思考力が低下してしまっている。こんな小さな子の膣内にいれちゃってるわけで、そりゃドキドキもすれば思考力も低下するだろう。

 ヤバイな、落ち着かなくちゃ。このままだと、ミハちゃんになにをしてしまうかわからない。ボクは意識して深呼吸した。

「フゥ……ミハちゃん、痛くない? 苦しくない?」

「へ〜きぃ〜」

 平気なのか? 表情を見ている限り、平気っぽいけど。ボクはミハちゃんを信じて、はいるところまでいれていく。やわらかいヴァギナ。でも緩いわけじゃなく、締めつけはしっかりしている。

 ミチミチと奥へと埋もれていくボク。ミハちゃんのお腹の辺りが盛りあがって、ちゃんとモノがはいっていることを示している。

 とボクは、最深部に到達した。ペニスは三分の一以上が外にでているけど、これより先へはいけない。ちょっと信じられないけど、あんな小さな穴に本当にはいってしまった。

「にゅるにゅる……でるぅ?」

「え? ま、まだでないよ」

「そ〜なんだぁ〜」

「そんなに、にゅるにゅる欲しいの?」

「ほしぃ〜」

 どうやらこの子、精液が好きみたいだ。

「にゅるにゅるは、もうちょっと待っててね」

「うん〜」

 ボクはゆっくりと腰を引き、引いては前へと押しだす。

「痛かったり苦しかったらいってね?」

「へ〜きぃ〜」

 ……なんで平気なんだろ? まぁ、あまり考えないようにしよう。

 ボクは腰の前後運動を繰り返す。徐々に馴れてきて、スピードが増していく。でもミハちゃんを押し潰したりはしないように、体重移動には気を配る。

「にゅるにゅるはぁ〜?」

「もうちょっと待ってね」

 ボクがいうと、ミハちゃんが腰をくねらせ始めた。

「てつだってあげるねぇ〜」

 手伝ってくれるらしい。

「うん、ありがと」

「ど〜いたしましてぇ〜」

 にっこり微笑むミハちゃん。ボクはミハちゃんに負けないように、彼女の中でいったりきたりを繰り返す。少しだけれど、ミハちゃんが濡れてきた。なんだ、ちゃんと濡れるのか。ちょっと安心。

 チュクチュクと湿った音を奏でる結合部。

「……ぅんっ」

 吐息のようなミハちゃんの声。ミハちゃんは、少し顔をしかめていた。

「痛い?」

「か、かゆいのぉ〜」

 痒い? どこが?

「どこが痒いの?」

「おまんこぉ〜」

 ……感じている。ってことだろうか?

「ガマンできない?」

「できるぅ〜」

「じゃあ、少しガマンしてね。もう少ししたら、にゅるにゅるお顔にあげるからね」

「うん〜」

 ボクは、ミハちゃんを突くのを続ける。突かれるたびミハちゃんは、身体を揺らしながら、これまではなかった「ぅん、ぅん、ぅん」という声を漏らす。やっぱり、感じてるんだ……。

 といっても、感じているのはミハちゃんだけじゃない。ボクの方が、より彼女よりも感じているだろう。不思議に挿入を可能としていても、やはり彼女のヴァギナは狭く浅い。

 いや、それも確かにそうだけど、今この瞬間、ボクと繋がっているミハちゃんの幼さとかわいらしさが、ヴァギナの締めつけよりもボクを強く責めていた。

 肉体的な快感に勝る、精神的な快感。腰を一突きするたびに、彼女がボクの突きに身体を揺らし、「ぅん」……と吐息を漏らすたびに、ボクの精神は快感の度合を増していく。

 肉体と精神を、同時に責められる。

 も、もう……ダメ、かな?

 このまま続けたらでてしまう。ミハちゃんとの約束は顔射だ。

 ボクはモノを引き抜いて移動すると、立て膝でミハちゃんのお顔をまたぐ。

「ミ、ミハちゃん、にゅるにゅるでるからね。お顔ににゅるにゅるだしてあげるから、お目めつむって」

 ミハちゃんが瞼を閉じるのを確認し、ボクはモノをしごいた。シュコシュコしごくこと数回。ボクはミハちゃんのお顔に、

 

 ビュるっ! びゅクっ、ぴゅっ、どビュぴゅッ!

 

 精液の熱い雨を降らせた。

 ミハちゃんのお顔と前髪に、白いにゅるにゅるがこびりつく。ボクはその様子を見ながら絞りだすようにしごき、ピュッ、ビュッ……と残り汁を降らす。

「ハァ、ハァ、ハァ……ミ、ミハちゃん」

 これが、顔射……か。初めてにしては、上手くできたと思う。ボクのにゅるにゅるは、そのほとんどがミハちゃんのお顔に降り注いだ。

 でもこれ、なんか癖になりそう。ねっとりと精液にまみれた、ミハちゃんのかわいいお顔。こんなかわいい子のお顔を、ボクの精液が染めているんだ……なんて思うと、繋がることで得るのとは違う快感が、身体中を駆けめぐる。

 もうにゅるにゅるが降ってこないのを悟ったのか、ミハちゃんがそっと瞼を開ける。ボクは、「精液が目に入らなきゃいいけど」と思いながら、身体を彼女の横に移動させた。

「ミーちゃん、おかおにゅるにゅるぅ〜」

 嬉しそうにいい、上半身を起こすミハちゃん。かわいいお顔から垂れた精液が、彼女の胸元にドロリと糸を引いて零れる。

「おむねも……にゅるにゅる〜」

 ミハちゃんはいって、胸元に垂れた精液を肌に拡げた。自分で胸を揉んでいるかのような仕草で。

「にゅるにゅる〜……にゅるにゅる〜」

 なんだか、とても楽しそうだ。

「ミハちゃん、楽しい?」

 聞いてみると、

「ミーちゃん、もっと、にゅるにゅるほしぃ〜」

 い、いくらなんでも、今すぐには無理だ。ボクのモノはしなびてしまって、しばらく使いものになりそうにない。

「えっと……もう少しまっててね」

 ボクがいうとミハちゃんは、お顔を染めるにゅるにゅるを手につけて、それをピチャピチャと美味しそうになめ始めた。

 

     3

 

 ミハちゃんが、

「ミーちゃん……おなかペコペコぉ〜」

 といってボクの部屋を出ていったのは、そろそろ正午になる時間帯だった。

「一緒にお昼ご飯食べよ?」

 と誘ってみたけど、フルフルと首を横に振られてしまった。

 なんでも、コリンちゃんという子と一緒に昼食を採る約束をしているとのことだった。残念だけど、先約があるなら仕方がない。

 ミハちゃんがでていくと入れ替わりに、昼食をどうするのかと館児ちゃんが聞きにきてくれた。この確認は、昨日カオリちゃんがきてくれた時間よりも遅い。ボクがミハちゃんと「遊んで」いたから、部屋にはいれなかったのかもしれない。

 昼食の準備はもうできているとのことだったので、ボクはそれを部屋に運んでもらって採った。

 昼食を食べおえて十分くらいすると、ドアがノックされた。

「食器をかたづけにきてくれたのかな?」

 ドアを開けると、そこにいたのは館児ちゃんじゃなく、私服のおんなの子だった。

 腰の辺りで切り揃えられた長い髪。前髪も、眉の辺りで水平に切り揃えられている。純白のワンピースを着ていて、頭にもそれと同色のカチューシャ。絵に描いたような、清楚なお嬢様って雰囲気の子だ。

「えっと……はじめまして」

「ちっス」

 ち、ちっス……?

「だ、誰? キミ」

「コリンはね、コリンってゆーの」

 あぁ、この子が、ミハちゃんがいってたコリンちゃんか。年齢は……どのくらいだろ? ちょっとわかり難いな。身長は130センチもないくらいに低いけど、十歳はいってるんじゃないかな。

「ミハちゃんが、おにーさんと遊んでもらって楽しかったって。だから、コリンもおにーさんに遊んでもらいたくて、きちゃったの」

 と、そこへ、昼食を運んでくれた館児ちゃんが、車輪がついたトレーを引いて顔を見せた。

「よろしければ、食器をかたづけさせてください」

「あ、うん。お願いするよ」

「かしこまりました」

 テキパキとした動作で、食器をトレーへと乗せていく館児ちゃん。作業を終えると、

「失礼いたしました」

 部屋を後にする。

 コリンちゃんは彼女に「ごくろーさま」と声をかけると、スッと部屋にはいってきた。ボクに、彼女の入室を拒む理由はない。ドアを閉め、ソファーに腰を下ろす彼女の隣に座った。

「ねぇ、おにーさん」

「なに?」

「まだできる? ミハちゃんに、いっぱいにゅるにゅるしちゃったんでしょ?」

 そ、そりゃそうだけど、そんな恥ずかしいこといわなくてもいいじゃないか。ミハちゃんに、いっぱいにゅるにゅるだなんて……。

 それにしても、見ためと合わない口調だ。外見は、清楚なお嬢様って感じなのに。

「せっかく遊びにきたのに、つかいものになんないんじゃーつまんないもんね」

 遊びにきたっていうのは、やっぱり「そういうこと」をしにきたってことらしい。

「お話しするだけ……ってのはダメなの?」

「コリンね。今日はまだしてないんだぁ。ウズウズしちゃってんの。わかる?」

 まぁ、わからないことはないけど、こんな清純系な外見の子にいわれると、なんて答えればいいのかわからない。

「でぇ……できる? できない? どっち?」

「できないこともないよ」

「よっし。じゃ、しよ。コリンはね、お尻が好きなの。お尻でしてね」

「お尻?」

「あなるせーっくすっ!」

 嬉しそうに、大きな声でいうコリンちゃん。かなりぶっちゃけた子だ。

 ボクが呆れるやら圧倒されてるやらで黙っていると、彼女は、

「だいじょーぶっ。コリン、お尻きれーにしてあるから。きたなくないし、くさくないよ? お花の香りがするの、コリンのお尻。においかいでみて?」

 そういってソファーを下り、ボクに向けてお尻を突き出すと、ワンピースのスカート部分をペロンと捲り……って! パ、パンツはいてないじゃないかっ。

 コリンちゃんのスカート部分の奥は、むきだしのお尻だった。

「コ、コリンちゃん、パンツはいてないの?」

「うん。いらないし」

 い、いや……いるだろ? 普通は。

「どーでもいーじゃない、パンツなんて。どーせするときは脱ぐんだし」

 そりゃそうだけど……。

「はい、はやくにおいチェックしてよ。それとも、コリンのお尻にみとれちゃってんの? だったらあとであきるほどみせてあげるし、なめさせても、ポコチンいれさせてもあげるから」

 ポ、ポコチン……? も、もういいや。この子の性格と外見のギャップは、考えないことにしよう。

 ボクはいわれた通り、コリンちゃんのお尻の谷間に顔を埋め、底に咲いた蕾の香りを確かめる。

「……お花の香りは、しないけど」

「なにいってんの? そんなのありまえでしょ? お尻だよ? お・し・り」

 どうやら、からかわれたらしい。っていうか、そんなの彼女がいう通り当たり前だ。

「お花の香りはジョーダン。でも、くさくないでしょ?」

「うん」

 コリンちゃんはクルッと半回転して、ボクの正面を向く。

「だってお兄さんのお部屋にくる前に、ちゃんと洗ってきたもん。中までしっかりね」

 いいながら、ソファーに腰を下ろすコリンちゃん。ボクもソファーに腰を戻した。

「ボクのために?」

「そーだよ? お兄さんの、た・め・にっ! コリンはね、きいたないのもくさいのだいじょーぶんなんだよ、ホントーは。どっちかってゆーと、好きなくらい。でもお兄さん、ミハちゃんとお尻じゃ遊ばなかったってゆーから、ちゃんときれーにしてきたほーがいいかな? って、そー思ったの」

「あっ、う、うん。ボクは、汚いのも臭いのも苦手なんだ。ごめんね」

「なんであやまるの?」

「だってコリンちゃんは、汚いのとか臭いのとかの方がいいんでしょ?」

「……おにーさん、ちょっとかわってるね」

 不思議そうな顔をするコリンちゃん。

「どうして?」

「だっておにーさん、お金はらってここにいるんでしょ? コリンははらってないよ? もらうほーなの」

「それが……なに? お客さんだから、気をつかうことはないってこと?」

「そーゆーこと……じゃない?」

「それは違うよ。せっかくだから、一緒に楽しみたいじゃない。ボクだけ楽しむより、二人一緒に楽しんだ方が、二倍も三倍も楽しいよ。ボクは、コリンちゃんが汚いのとか臭いのが好きっていうなら、汚いのとか臭いのしてあげたいって思うし、一緒に楽しみたいって思う。でも、ボクは汚いのも臭いのも苦手なんだ。だから、ごめん……ってこと」

 コリンちゃんは、ボクの言葉に少し考えるような顔をした後、

「ミハちゃんがおにーさんのこと気にいったの、なんとなくわかったよ。コリンも気にいっちゃった」

「そ、そう? ありがとう」

「うんっ! じゃ、しよっか、あなるせーっくすっ!」

「そ、そう……だね」

「いやなの?」

「イヤじゃないよ。せっかくコリンちゃんが、ボクのためにお尻キレイにしてくきてくれたんだから」

「でも、いやそーだった」

「違うよ。なんていうか、コリンちゃんみたいなキレイな子にアナルセックスなんていわれると、なんだか恥ずかしくて困っちゃうんだ」

 コリンちゃんは急に表情を引き締めて、

「わたくしの言葉づかいが下品なために、お兄さまを困らせてしまったのですね。わ、わたくし、反省いたします……」

 な、なんだ? 外見と言葉使いが一致したぞ!?

「ど、どうしたの? コリン……」

 ボクが急変の理由を訊ねようとすると、彼女はパッと表情をあらため、

「あっ、ジョーダンだって、ジョーダン。やればできるってとこを、みせてあげよーかなってね。ふだんはやんないけどね、つかれるから」

 手の平をヒラヒラさせながらいった。

「……あ、そう」

 どうもよくわからないな、この子。でも、かわいいからいいや。

「おにーさんが、お上品なコリンのほーがいーってゆーなら、少しくらいお上品になってあげてもいいけどね」

「いいよ、そのままで」

「ふふっ。おにーさんなら、そーゆーと思ったっ」

 にっりと微笑むとコリンちゃんは、ボクの耳にお口を寄せ、

「あなるせっくす……しよ?」

 甘い声で囁いた。

 

     ☆

 

 ベッドの上にうつ伏せになり、膝を立ててお尻を突き上げるコリンちゃん。ボクは彼女のお尻に顔を埋め、底の蕾をなめてほぐしている。

 もちろん、ボクたちは裸だ。

「おにーさん、もしかしてお尻なめたことないの?」

「あ、うん。わかる……?」

「わかるよ。だって、なんだかなれてないって感じだもん」

 そ、そうかなのか。馴れてないって感じなのか……。

 そういわれても仕方ないよな。ボクはアナルセックスの経験がないし。それに、こうやっておんなの子のお尻の穴をなめるのも初めてだ。

 コリンちゃんのお尻の穴をなめるのに、全然嫌悪感はない。それどころか、美味しいって思えるくらいだ。ちゃんとキレイしてきれくれたコリンちゃんに感謝しなくちゃ。ちょっと変わってるけどいい子だよな、コリンちゃんって。

 ボクは彼女への感謝の証として、かわいい蕾に何度もキスを送り、なめて、吸った。ボクの口の中で、ムズムズとしてくる蕾。少しは感じてくれてるのかな?

 しばらくの間なめたりこねたりしていると、

「そろそろいーよ」

 コリンちゃんの声に、ボクは顔を離す。彼女は唾液で濡れた蕾に指をいれ、クニクニと状態を確かめると、

「うん、おっけーだね。かもーん、おにーさん」

 うつ伏せ立て膝で、お尻をフリフリした。「かもーん」といわれてしまっては、ボクもいくしかない。ボクは彼女の腰を両手で掴むと、いつの間にか臨戦態勢を取っていたペニスの先端を、濡れた蕾へとあてがった。

「そのまま、グイって押しこむよーにして」

 素人なので、指示をだされてしまったようだ。ボクは指示通りに、グイって押し込むようにした。押し込んだ瞬間に少し抵抗があったけど、一端蕾が開いてしまえば後は余裕だった。さすがに、指示をだせることはあるな。

 お尻の中は、思っていたより隙間があった。でも入り口辺りはキュッと締めつけてきて、キツイくらいだ。

「も、もっと奥まで……は、はいる、よ」

 はいるらしい。押し込んでみると、根本まで埋まってしまった。

 根本まで埋まってしまっては、後は引くしかない。引くと、お尻の内側が巻き込まれて捲れた。充血しているのか、内側は鮮やかな紅色をしていた。

「だ、大丈夫? お尻……なんだか捲れてるけど」

「へ、へーき……それがいーの。す、すごいんだよ? お尻がひっくり返っちゃって、もーとんでもないことになっちゃってるみたいに感じるの。そ、それがね、こーふんしちゃう。お尻大好き……って、な、なっちゃうの」

「そうなんだ。痛くないんだったら、いいんだけど」

「うん、い、いたくないよ。気持ちいーの。おにーさん、コリンのお尻心配してくれてるんだぁ。やっぱやさしーね」

「え? だって、そんなの普通でしょ?」

「そーかもしんないけど、コリンはうれしーよ? ありがとっ」

 コリンちゃんが「気にしないで続けて」という。ボクはそれに従って、彼女のお尻を攻めた。

 お尻という排泄器官の感触。ヴァギナとは違い、包まれるというよりは擦られる感じ。お汁で濡れないからだと思うけど、なんだかゴムっぽい感じもする。

 ジュチ、ジュチ、ジュチ。押せば埋まり、引けば捲れ、忙しく形を変えるお尻の穴。こうしていると、お尻が排泄器官というよりは性器に思えてくる。お尻が好きならしいコリンちゃんにとっては、性器なのかもしれないけど。

「うくッ! ハッ、ハァ、ハウっ」

 息を荒くしていくコリンちゃん。それは段々と甘く高いものになり、喘ぎ声へと変わっていった。

 感じてる。コリンちゃん、本当にお尻で感じてるんだ。そう思うと、なんだか嬉しくなってくる。

 こうして一緒に、気持ちよくなることができている。ボクだって気持ちいい。コリンちゃんのお尻、すごく気持ちいい。コリンちゃんも、ボクのを気持ちいいと感じてくれている。お尻なのに、お尻にいれてるのに。

「アッ、ゥあぁっ、アッアッあヒッ、ヒッ、ひぃ、アァ……クッ、イッ……イッちゃっ」

 コリンちゃんのお尻がギュッと締まり、強くボクを締めつけた。そして次の瞬間。

「ヒぃッ! ひイいぃンッ」

 喘ぎというよりは悲鳴を上げて、彼女のお尻がボクのをグイッ……と圧縮した。そして、その圧縮が緩まると同時に、彼女はクタっと脱力してしまった。

 え? もしかして、コリンちゃんイッちゃったの!?

 ボクは慌てて、埋まっているモノを引き抜いた。

「ら、らめぇ〜、やめちゃやだぁ〜っ」

「で、でもコリンちゃん」

「ひぃ〜のぉっ。つづけてぇ、お兄さんイッちゃうまでつづけてぇ〜っ」

 ろれつの回らない口調で、コリンちゃんが告げる。コリンちゃんの望みを叶えてあげたい。それにボクだって、コリンちゃんのお尻でイッてしまいたい。ボクは、再び埋め込んだ。

 一度イッたためか、コリンちゃんは激しく乱れた。むせび泣くように喘ぎ、よく聞き取れない言葉を発する。左右に流れる長い髪。汗に光る白い背中……。

 乱れるコリンちゃん。だけど、アナル初心者のボクは、思ったように快感をえることができない。気持ちいいことは気持ちいいんだけど、イっちゃうほどじゃない。どうにかして、一番気持ちがいいポイントを探る。

 すると、奥まで挿入し、根元を穴のいり口で締めつけられた状態で、すばやく小刻みに動かすのが一番いいというのがわかってきた。

「ハゥっ! ぅン、ン、あっ、ンぁっ」

 コリンちゃん、もう少しだから。もう少しでボクもイクから。

 ボクは限界を予感する。と、コリンちゃんの肩が、ビクンッ! と跳ね、ボクは再度圧迫された。その圧迫が、ボクのを搾り取ろうとする。

「コ、コリンちゃんッ!」

 放出。といっても、自分で出した気がしない。

 搾り取られた。

 本当に、そんな感じだった。

 ドクドクと、コリンちゃんのお尻に搾り取られる精液。脚の……いや、下半身の力が抜けていく。

 ボクは全て搾り取られらてしまうと、なんとかモノを引きずりだし、うつ伏せに倒れ込んだコリンちゃんの隣に、同じような体勢で倒れた。

 

 それからしばらくの間、二人とも無言で横になっていた。

「お尻もいーもんでしょ?」

 先に言葉を発したのは、コリンちゃん。

「そ、そうだね。よかったよ、とっても」

「きたないのもくさいのも、いーもんだよ?」

「そ、それはどうかなぁ……?」

「お兄さん、したことあるの? やらずぎらい?」

「したことはないから……やらず嫌いかな」

「コリンがおしえてあげよっか?」

「え、遠慮しとくよ」

「そっか、ザンネン」

 コリンちゃんは寝ころんだまま「う〜んッ」と伸びをすると、

「じゃあ、どーしよっか? コリンはまだいけるけど、お兄さんはダメっぽいね」

「しばらくはね。でも、たたなくてもできることはあるよ」

「そーだね。じゃあ、コリンのいろんな場所、なめたりさわったりしてもらおーっかな」

「お尻をなめるのは、勘弁してね」

「中にせーえきはいってるから?」

「う、うん」

「ポコチンもいれたしね」

「うん……」

 どうしてこういうこというかな、この子は。でも、いいか。これがこの子の魅力の一つなんだろうし。

 ボクは身体を起こし、

「コリンちゃんのかわいい場所、なめさせてくれる?」

「かわいい場所って? コリンに、かわいくない場所なんてないよ?」

 かわいく微笑むコリンちゃん。

「そうだね。でも、ボクが一番かわいいって思う場所」

「はっきりいってくれないと、なめさせてあーげないっ」

 そういいながらも彼女は、ボクに向かって大きく股を開いた。ボクは開かれた場所に顔を寄せ、

「コリンちゃんは、ここをなんていってるの?」

 スリットを指で押して問う。

「お上品にゆーと、わ、わたくしの大切な場所……ですわ、お兄さま。きゃっ! は、恥ずかしいですっ。でぇ……普通にゆーと、マンコ」

「じゃあ、コリンちゃんのマンコ、なめさせてくれる?」

「おっけー! 思いきってじゅるじゅるすすっていいよ」

「うん、じゅるじゅる啜らせてもらうね」

 そしてボクは、彼女の幼いスリットに口をつけ、満足するまで味わうことにした。



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