四日目

 

     1

 

 幼聖館で迎える三度目の朝。カーテンを開けると、窓の外では雪が舞っていた。

 といっても、今は十二月の下旬。この山奥に雪が降るなんてのは、珍しいことじゃないだろう。

 朝食を終えて部屋をでようとドアノブに手をかけた瞬間、そのドアがノックされた。すぐに開けると、そこにいたのはアヤネちゃんだった。

 アヤネちゃんは年齢が十一、二歳ほどで、身長が145センチくらいのおんなの子。髪はショートにまとめている。彼女は、ボクがこの館にきて、最初に「遊んで」もらった子だ。

「あっ、アヤネちゃん。おはよう」

「おはよっ! アルトさん」

「えっと……なにか用?」

「用がなくちゃ、アルトさんのところにきちゃダメなの?」

 アヤネちゃんは、ちょっとすねたような顔をした。

「あっ、そ、そんなつもりでいったんじゃ……」

 あわてるボクに彼女は表情を和らげ、クスリと笑いを零す。そして、

「冗談だよ、じょーだん。えっとね、アルトさん。プールいこ?」

 と、ボクの手を取った。

「プール……?」

 外じゃ、雪が降ってるのに……?

 あっ、そういえばここって、屋内の温水プールもあるんだよな。アヤネちゃんがいってるのは、その屋内プールのことだろう。

 ボクは泳げないわけじゃないけど、水着なんてもってきてない。どうしようかな?

 でも、せっかく誘ってくれてるんだし、ことわるのは悪いよな……。

「いいけど、ボク、水着なんてもってきてないよ?」

「水着なんていらないよ。裸でいーじゃない」

 は、裸って……。

 プールにいるのがボクとアヤネちゃんだけだったらそれでもいいけど、もし他のゲストがいたら嫌だしな。ボクがそのようなことを告げると、

「プールってね、男のひとはほとんどこないよ。あたし、みたことないもん」

 と、アヤネちゃん。

「それに、あたしも裸になるから、いーでしょ?」

 自分を指さし、彼女は微笑む。

 こんなにかわいい顔されちゃ、断れないよな。

 まあ……いっか。アヤネちゃんとは一度「遊んで」るんだし、今さら裸を恥ずかしがることないか。

「うん。いこうか」

 そしてボクは、アヤネちゃんに手を引かれるまま、プールへと向かった。

 

     ☆

 

 更衣室で着ているものを脱ぎ、脱いだものをロッカーに放り込む。

「アルトさ〜ん。まだぁ」

 更衣室の外からの声。アヤネちゃんだ。ボクは急いで外にでた。

「ご、ごめん」

 ドアを開けると、そこには全裸のアヤネちゃんが!

 ボクは思わず、ドアを閉めてしまった。

「もうっ! なにしてるのアルトさんっ」

 声と同時に、外からドアが開けられる。ボクは両手で前を隠した。

「隠さなくてもいいのに」

 アヤネちゃんは笑い、

「てれてる?」

 からかうようにいった。

「ちょ、ちょっとね」

「なにも恥ずかしくないよ。あんなにはげしくエッチした仲じゃない」

 た、確かにそうなんだけど、でもなぁ……やっぱり、恥ずかしいよ。

「なに? アルトさん、もしかしてプールでもエッチしたいって思ってるの? だから恥ずかしいんでしょ? アルトさんのエッチぃ〜」

「そ、そんなことないよっ! プールでエッチだなんて」

「冗談だよ。ムキにならなくてもいーでしょ?」

 クスクスと笑うアヤネちゃん。

 ……なんか、遊ばれてるよな。

 腹をくくって、前を露にする。

「あれ? あたし裸なのに、たってないの?」

 からかわれているのはわかってるけど、なんて返していいのやら。

 ボクが言葉を探していると、

「そっかぁ……もーエッチしちゃった子の裸なんて、興味ないんだぁ」

 彼女は顔をふせ、力のない声でいった。

「ち、違うよ! アヤネちゃんはかわいいし、とってもステキだよッ」

 あわてるボクに、

「クスっ。ホント、アルトさんってかわいーよね」

 彼女は顔を上げ、にんまりとした顔を向けた。

 ハァ……やっぱり遊ばれてるな、ボク。

 

 アヤネちゃんと一緒に、プールサイドへと移動する。

 ボクたち以外、誰もいない。貸きり状態だ。誰に遠慮する必要もないから裸でも構わないのかもしれないけれど、プールの外に面したところはガラスばりになっていて、外から丸見えだ。

 ボクがそのことをいうと、

「大丈夫だって。外からなんて、誰もみないよ」

 確かにそうかも。窓の外に広がっているのは、薄く白い化粧が施された木々だけ。雪も降っているのに、外を散歩しているひとなんていないよな。

「さ、アルトさん」

 先にプールに入ったアヤネちゃんが、ボクに手をさしだす。ボクは彼女の手を取ってプールにはいった。深さはボクの胸までもない。でもアヤネちゃんは肩まで浸かっている。

「アルトさん、泳げる?」

「普通には」

「あたし、泳ぐのとくいだよ。鉄棒は、ちょっとニガテだけど」

 泳ぎと鉄棒の関連性がよくわからなかったけど、うなずいておいた。

「じゃ、あたし、ちょっと泳いでくるね」

 いうとアヤネちゃんは、クロールで水しぶきを上げはじめる。

 ボクがしばらくの間、ぼ〜っとアヤネちゃんの泳ぎを眺めていると、三人のおんなの子たちがプールに姿を見せた。

 一人は、昨日一緒に遊んだコリンちゃん。そして、ボクが初めて見るおんなの子が二人。二人は、面立ちがよく似ている。姉妹かな? 一人は十一、二歳くらいで、もう一人は七、八歳くらいだ。

 コリンちゃんは白黒模様(なんだか、パンダの顔を模しているようにも見える)のビーチボールを、一番小さな子は浮き輪を抱えている。そして三人は、ボクやアヤネちゃんとは違い、ちゃんと水着を着ていた。

 コリンちゃんは白いビキニタイプの水着。あとの二人のうち、お姉さん(だと思う)の方の子は、水色の地に白い水玉模様のシンプルなワンピースタイプ。妹(だと思うけど……)の方の子が着ているのは、オレンジ色の地になにかの花柄模様がちりばめられたタイプで、肩と腰の辺りにレースの飾りがついている。

「あっ、アヤネちゃんだ。アヤネちゃあ〜ん」

 浮き輪を抱えた子が、大げさに手をふる。アヤネちゃんは泳ぐのをやめ、手をふりかえした。

 

 三人のおんなの子とアヤネちゃんが、ボクのまわりに集まってきた。ベッドの上ならまだしも、プールでおんなの子たちに裸を晒すなんて、すごく恥ずかしい。

 下半身は水の中だけど、取りあえず両手で前を隠す。

「アヤネちゃん。このおにいちゃん、だれ?」

 と、浮き輪の子

「この人? この人はねぇ、アルトさんだよ」

「まあ、このお兄さんがアルトさんですか」

 そう返したのは、お姉さん。

「ボクのこと、しってるの?」

「はい、おうかがいしております。えっと……おやさしくて、おんなの子のお股をなめるのが好きなかただと、おうかがいしておりますけれど?」

 お姉さんが、かわいらしく小首をかしげて答えた。ボクって、そういうふうに(おんなの子のお股をなめるのが好き……とか)思われてるんだ……。

 そりゃボクは、おんなの子のアソコをなめるのが好きだけど、そんなになめてばかりいないと思うんだけどなぁ……。

 う〜ん……でも、おんなの子のネットワークってすごいな。会ったことのない子にも、ボクのことが伝わっているなんて。

「で、えっと……キミたちは?」

 ボクが姉妹のお姉さん(だと思う子)に問うと、

「まあ、わたくしをお忘れですか? アルトお兄さま。コリンは悲しいですわ」

 コリンちゃんが、ワザとらしく悲しげな顔を作っていった。芸達者な子だ。目にはうっすらと涙まで滲んでいる。

「い、いや、コリンちゃんのことじゃなくて」

「わかってるわよ。ジョーダンだって」

 パッと表情と口調を改め、軽いノリいうコリンちゃん。

 ……ま、いいや。冗談なのはわかってたし。

「えっとね、おっぱいが大きいのがアユミちゃん。アルトお兄さま好みのペッタンコなのが、妹のユミカちゃんだよ」

 と、コリンちゃんが二人を紹介してくた。

 別にボクは、ペッタンコが好みというわけじゃないんだけどな。幼いおんなの子が好きなのは本当だけど。

 アユミちゃんとユミカちゃん。やっぱり姉妹なんだ。似てるもんな。

 でも、お姉さんは落ち着いた感じの子だし、妹の方は明るくて活発って印象だ。

 お姉さん……アユミちゃんは、コリンちゃんのいった通り胸が大きい。標準以上のサイズだと思う。髪はセミロング……っていうのかな? 肩にかかるくらいの長さで水平に切りそろえられている。

 小脇に浮き輪を抱えたユミカちゃんは、ちょっと色の薄い髪をショートにしている。大きな瞳はキラキラと輝いていて、なんか好奇心旺盛な仔犬って感じの子だ。

「アヤネちゃんとアルトおにいちゃん、どーして水着きてないの?」

「アルトさんが、水着きらいだってゆーから。おんなの子は、裸が一番かわいいんだって」

 アヤネちゃんが平然と答えた。

「ウ、ウソだよ! そんなこといってないってッ」

 あわてて否定するボク。

「まあ、そうですの? では、わたくしたちも水着は脱いだほうがよろしいですか?」

 ボクの否定をムシし、アユミちゃんがいう。

「だからそんなこといってないってッ!」

「そっか、お兄さまエロエロだねぇ。コリンのマンコもじゅるじゅるすすったしね」

「まあ、そうですの? じゅるじゅるすすったのですか?」

「そーだよ。食べられちゃうんじゃないかってくらい、じゅるじゅるだったんだよ」

 あぁ! もう、なにをいってもムダなのか!?

 この後、あることないことを盛り込んだコリンちゃんの暴露話は、数分間にもおよんだ……。

 

     ☆

 

 立つとひざ上までの深さしかない楕円形のプールで水しぶきを上げ、楽しげにはしゃいでいる四人のおんなの子たち。ボクはプールのはじっこで大きくなったモノを隠すように座り、その様子をながめている。

 そして、おんなの子の内の一人とボクは裸。普通ならありえない状況だ。

 お金の力っていうのはすごいな。ボクは一億円という滞在費を払ってこの館にいる。だから、こんな状況に身を置くことだってできるんだ。

 どうやらここにいるおんなの子たち(館児ちゃんたちはどうかわからないけど)は、お金をもらっているらしい。コリンちゃんが、そんな感じのことをいっていた。

 お金が全てじゃない……なんてわかってるけど、お金の大切さをムシできるほど、ボクは世間知らずじゃないつもりだ。

 お金を払ってもできないことはある。でも、お金を払えばできることや、手にはいるものは多い。

 ボクは貧乏生活が長かった。今だって、自分が「お金持ち」だなんて意識はない……と思う。

 宝くじを当てて大金を手にいれ、日本に帰ってきた。それは現実。

 でも、不意に思ったりするんだ。

 大金を手にいれたなんて全部夢で、目を覚ますとボクはNYのボロアパートでベッドの中なんじゃないかって

 そしてゴミ臭い部屋の中。お腹空いたな……なんて情けないこと思いながら、誰かハンバーガーでもご馳走してくれないかなって、もっと情けないことを考えるんだ。

 だってそれが、ボクの日常だったんだから。

 遊ぶおんなの子たちを眺めながら、漠然とそんなことを考えていると、

「ア〜ル〜トさんっ!」

 アヤネちゃんが近寄ってきた。

「アルトさんも、いっしょに遊ぼうよ」

 そうしたいんだけど、なんせ、アソコがビンビンになっちゃってて立てない状態だ。

「ポコチンたってんじゃない? 」

 いつの間にかアヤネちゃんの後ろにいたコリンちゃんが、ニヤニヤとしてボクの下半身に目を向ける。

 ホントにこの子、見ためと言動がくい違ってるよな。黙っていれば上品で清楚なお嬢さまだけど、口を開けばガラッと印象が違ってしまう。

 だけどそれも、この子の魅力の一つなんだろうけど。

「かわいらしいおんなの子たちが純粋に遊んでいる姿をみてよくじょーし、ポコチンをおったててしまったアルトお兄さま。でもそんなことコリンたちにしられるの恥ずかしいから、たてないのよ」

「ふ〜ん。そーなの? アルトさん」

 どう答えろっていうんだ? はい、その通りです……とでも?

「別に、恥ずかしくないと思うけどな。あたしはうれしーけど。だって、なんにも反応してもらえないほうがヤだよ。あたしたちに魅力ないってしょーこだし」

「そうそう。ふにゃチンよりマシだって。恥ずかしがるほど小さくないでしょ? お兄さまの、ちゃんとむけてるし」

 なんだか、勃起しているのを隠してる方が恥ずかしいようないわれようだ。

「ほらほら」

 アヤネちゃんがボクの腕を取り、引っ張る。

 仕方ないな。

 観念して腰を上げと、コリンちゃんがボクの正面に移動してしゃがむ。

「やっぱ、ビンビンだね」

 そして彼女は、そのビンビンに手をそえると、

 

 ぱくっ

 

 くわえ込んだ。

 突然のことに驚いて腰を引く。

「もう! なによ」

 なによって、それはこっちのセリフだ。

「いいから、じっとしてて」

 再び口にいれるコリンちゃん。すると、

「コリンちゃん、ずるーい」

 アヤネちゃんの言葉に、コリンちゃんは二、三度舌で亀頭の裏側をなめてから、ペニスを外にだした。

「じゃあ、どうするの?」

「うーんと……そうだ、みんなで順番にいれっこしようよ。それでアルトさんがどぴゅどぴゅしちゃった子が、午後にアルトさんと遊ぶってことにしよ? いいでしょ? アルトさん」

「え? う、うん」

 ボクにはなんの反論はない。でも、

「あっ、コリンは午後よてーはいってるんだ。だからお兄さまとは遊べないの」

「ふ〜ん。アユミちゃんとユミカちゃんは?」

「私たちは大丈夫です。ね? ユミ」

「うん、だいじょーぶだよ」

 答えた姉妹にうなずき、

「じゃ、そーしよう」

 アヤネちゃんはボクの腕を取って、プールから上がる。他の子たちも、プールを上がった。

「アルトさんは、そのまま寝ころがっててね」

 いわれた通りに、ボクは仰向けでプールサイドに寝転がる。と、直立……というよりは反り返ったペニスを露にしたボクを、四人のおんなの子たちが囲むようにして見下ろした。

 うっわ……なんかいたたまれない状況だ。

 水着を着ていた子たちが、水着を脱ぐ。隠されていた肢体が露になった。コリンちゃんの裸を見るのは初めてじゃないけど、アユミちゃんユミカちゃん姉妹のは初めてだ。

 目の前には、四人のおんなの子たちの裸。それも全員が、文句のつけようがない美少女。ボクのモノは痛いくらいに膨張し、ドクドクと波打つ。

「十秒したら交代でいい?」

 アヤネちゃんの言葉にうなずく三人。

「でも、コリンちゃんはどうするの?」

「するよ。お兄さまがコリンでいっちゃったら、もーいっかいするってことにすれば?」

 そして意見がまとまった四人は、じゃんけんで順番を決めることにしたようだ。

 で、最初は、アユミちゃんに決定したらしい。

「では、失礼いたしますね」

 彼女はボクにまたがると、腰を落としてきた。

「いーち、にーい、さーん……」

 他の子たちが声をそろえて数える。

 アユミちゃんの内部はまだ準備が整っていないのか、擦られるような抵抗はあったけど、ボクのはゆっくりと埋もれていった。

 奥まで埋まると、彼女は小刻みに腰を動かす。だけどすぐに、

「じゅーう」

 アユミちゃんが腰を上げ、離れる。次にユミカちゃんが、お姉ちゃんと同じようにしてボクに乗ってきた。でも、彼女の膣口は閉じていてはいらない。

 入り口をペニスの先端に擦りつけるアユミちゃん。ぷにゅっとした感触で、これも気持ちがいい。

「ん、ぅん」

 腰を落とそうとするけど、はいっていかない。

「じゅーう」

 やっと先端が埋まりそうなところで、時間切れ。

 交代してコリンちゃんの番。順番を待つ間、自分で股間をほぐしていたらしい彼女は、一息に最深部にまで埋もれさせた。

 そういえば、コリンちゃんの膣内に埋もれるのは初めてだ。昨日遊んでもらったけど、そのときはお尻でしたし。

「お兄さま、コリンの恥ずかしい場所はいかがですか? お尻よりよろしければ、うれしいのですけれど」

 お上品モードで、恥ずかしそうな顔をして尋ねるコリンちゃん。

「うん、いいよ。とっても」

「コリン、とってもうれしいです。お兄さま」

 そういうとコリンちゃんは、上半身をボクの胸に重ね、激しく腰を振った。結合部がちゅくちゅくと音を奏で、四人のおんなの子たちの前に裸でいたという興奮状態の中でお預け状態だったペニスが、突然強い摩擦で刺激され一気に最高潮近くにまで昇る。

 うわっ、で、でちゃいそう! まだ一巡もしてないのに、ヤバイ!

 ガマンしようと身体に力をいれた瞬間。ボクは解放された。

 な、なんとか大丈夫だった……のか? いや、ちょっとでちゃった……と思う。

 立ち上がったコリンちゃんは意味ありげな顔で微笑むと、アヤネちゃんと交代した。

 やっぱり、ちょっとでちゃってたみたいだ。でも、それがガス抜きになったのか、少し余裕をもってアヤネちゃんを迎えることができた。

 アヤネちゃん、そしてアユミちゃんへ。さっき埋まれなかったユミカちゃんには、今度は埋まることができた。四人の中では一番幼いユミカちゃんの膣内は、やはり一番未発達で、ここにきて遊んでもらった子では一番のキツさと狭さに感じられた。

 順番に、埋めては引き抜くを繰り返すおんなの子たち。おんなの子たちのアソコは、それぞれ狭さも深さも感触も異なっていて、ボクが受ける刺激も違ってくる。自分で動いていないためか、少しもどかしいところもあったけど、それはそれで味わいがあった。

「どう? アルトさん。気持ちい〜い?」

「う、うん……」

 どのくらいそうしていたんだろう。

 多分、十分にはならないと思う。そんなにもたないと思うし。ボクはもう、いつ爆発してもおかしくない状態になっていた。

 ボクに背中を向ける体勢で結合し、小刻みに腰を振るアユミちゃん。

 も……もう、で、でちゃうッ!

 せり上がってくる射精感。ダメだと思った瞬間、アユミちゃんが引き抜く。抜かれる刺激でボクの頭の中は「で、でるッ!」でいっぱいになったけど、すぐにボクの先端は、馬乗りになってきたユミカちゃんの内部に埋められた。

 

 びゅっ、ビュクンッ!

 

 小さくて狭い膣内いっぱいに、勢いよく精液が放出されていく。埋まりながらビュクビュクと放出されるそれは、最深部に到達しても止むことなくユミカちゃんの子宮にぶつけられているのがわかる。

 そしてボクは、無意識だったけど、両手でユミカちゃんの腰を固定して、射精しながら突き上げるように腰を振っていた。

 

「それじゃ、午後のアルトさんのお相手はユミカちゃんね」

 まだユミカちゃんと繋がったまま、ぴゅくっ、ぴゅくっと垂れ流しているボクを見下ろし、アヤネちゃんがいった。

「アルトお兄さん、私もよろしいですか? ユミを一人にするのは心配です」

 と、アユミちゃん。

「え? あ……う、うん。それは、もちろんいいけど」

「ありがとうございます。じゃあ、ユミ。午後はアルトお兄さんに遊んでもらいましょうね?」

「うん、おねえちゃん」

 そう答えるとユミカちゃんは腰を上げ、繋がりと解いた。小さなスリットから白汁がドロリと溢れ、彼女の内太ももとボクの股間を濡らす。

「ユミ、お姉ちゃんがキレイにしてあげるわね」

 アユミちゃんの言葉にユミカちゃんは仰向けになって、少しお尻を持ち上げるようにして大きく脚を開く。するとアユミちゃんは、まずユミカちゃんの太股に零れていた精液をなめ取り、次いで股間に顔を埋めて、チューチュー、チュクチュクと、膣内のモノを吸っていく。

 その様子を眺めているボクの股間は、アヤネちゃんとコリンちゃんが二人がかりでなめて、キレイしてくれた。

「せーえきってマズイよね」

「あ、ごめんねコリンちゃん。ムリになめてもらわなくてもよかったんだけど」

「なにいってんの? コリンがかってにやったんだから、お兄さまが気にすることじゃないでしょ?」

「で、でも、不味かったんでしょ?」

 コリンちゃんは意味ありげな目でボクを見ると、

「だから、お兄さまって好きだよ」

 にっこりと笑った。そして、

「おしっこかけちゃいたいくらい好き。かけていい?」

 無邪気な顔でいう。

「それは……止めてくれると助かるかな」

「そっか、ザンネン。でも、かけてほしくなったらいつでもいってね。お兄さまがコリンにかけるのでもいいよ?」

「ご、ごめん。そういう趣味ないから……」

 そりゃ、コリンちゃんがかけて欲しいのならかけてあげたいけど、でもなぁ……おんなの子におしっこかけるなんて、ボクにはそんなことできないよ。やろうとしても、でないと思うし。

「もういいわよ? ユミ」

 アユミちゃんとユミカちゃんが立ち上がる。

 そして四人のおんなの子たちは、

「アルトさんもいっしょに遊ぼうよ」

「コリン、お兄さまと遊びたいです」

「ご一緒に、遊んでくださいませんか?」

「おにいちゃん、いっしょにあそぼっ!」

 まだ一人だけ座っているボクに、手を差し向けてくれた。

 

     2

 

 四人のおんなの子たちとプールで遊び終わると、ボクは一人で自分の部屋に戻った。アユミちゃん&ユミカちゃん姉妹は、昼食を採ってからボクの部屋にきてくれることになっている。

 昼食を採り、館児ちゃんが食器を下げてくれてから十五分くらい経過したころ、部屋のドアがノックされた。

「おまたせいたしましたか?」

 ドアを開けると、アユミちゃんとユミカちゃんが手をつないで立っていた。

「ううん、いらっしゃい」

 二人を室内に招き入れる。するとボクの傍らを通ったアユミちゃんの身体から、フワッ……と、さわやかな柑橘系の香りがした。

「どうか、なさいましたか?」

 なにか、変な顔でもしたのだろうか。アユミちゃんがいう。

「あっ、い、いや。香水つけてるんだなって」

「香水、おきらいでしたか?」

「そ、そんなことないよ」

 あまりキツイのは遠慮したいけど、このくらいならなんともない。それよりも、ボクのところにくるのに、「おしゃれ」してきてくれたのかな? なんて思って、少し嬉しかった。

「えっと……ボクには香水のことはよくわからないけど、さわやかな感じの香りで、アユミちゃんに似合ってると思うよ」

 ……ホントにボクって、気の利いたセリフいえないよな。

 だけどアユミちゃんは、

「そうですか? ありがとうございます、アルトお兄さん。うれしいです」

 こっちが嬉しくなっちゃうくらいの笑顔を返してくれた。

 それにしてもおんなの子の笑顔って、どうしてこんなにかわいいんだろう。心も身体も溶けてしまいそうになる。

「ねぇ、おにいちゃん。ユミは? ユミもね、バニラのこーすいつけてるんだよ?」

 ユミカちゃんが、ボクの腕を引っ張っていった。ボクはユミカちゃんに顔を近づけ、匂いをかいでみる。なんとなく、バニラというよりはミルクの香りがした。でも小さな子って、だいたいこんなミルクっぽい香りがするしな。

「うん、いい匂いがする。ユミカちゃんみたいに、かわいい匂いだね」

 と、ユミカちゃんの頭をなでてあげる。

「えへっ。うんっ! おねえちゃんがつけてくれたの」

 彼女は嬉しそうに、ちょっと得意げな顔をした。

 そんなボクたちの様子を見ていたアユミちゃんから、笑い声が漏れる。

「どうかした?」

「いえ。聞いていたとおり、おやさしいかたなのだなと思いまして。クス、くすくす」

 そうかな? 別にボクは、自分が特別優しい人間だとは思わないけど。どちらかというと、おんなの子には毅然とした態度を取れない情けない男だと思うんだけどな。

 でも、まぁ、優しいといってもらえるのは嬉しいことだし、ムリに否定することもないよな。ボクは、「ありがとう」とだけ、答えておいた。

 

     ☆

 

 ベッドの上に裸で上るボクたち。

 アユミちゃんは、結構胸が大きい。これまでボクが遊んでもらった子の中でも、一番だと思う。それに彼女は、少女から女へと変わりつつある身体つきをしている。

 ボクは無意識にアユミちゃんを見つめていたようで、彼女は、なんだか作ったような笑みをボクに向けて、

「大丈夫です」

 といった。

 大丈夫って、なにが大丈夫なんだろう。ボクがその疑問を口にする前に、

「おなめになります?」

 М字に脚を開き、大胆にも自分からスリットを拡げ、ピンク色の内部を露にするアユミちゃん。

「ちゃんと、洗ってきましたから」

 美味しそうなそこに視線を釘づけにし、ボクはうなずく。そして彼女の股間へと顔を近づけると、

「あ、まってください」

 寸前で止められてしまった。

「お兄さんが、横になってくださいませんか? そうしましたら、二人でできますから」

 二人で? よくわからないけど、いわれた通りベッドに仰向けになると、アユミちゃんはボクの顔をまたぎ、そのまま腰を落としてきた。

 彼女の腰が、ボクの顔の直前で止まる。スリットからかすかに露出した小陰唇が、やけに艶かしい。

 ボクは与えられたそこに口を密着させ、スリットにそってなめ上げる。

「くぅンっ」

 零れる声。ボクはアユミちゃんの腰を両手で固定して、激しく貪った。口の中で溶けてしまいそうなほど、やわらかな彼女の肉。でも舌を奥に差し入れると、きゅっと締めつけるように絡んでくる。

「おねえちゃん、アルトおにいちゃんのおっきくなったよ。カチカチなの」

「そ、そう? ぅあっ! ハァ、ハァ……ぅン! よ、よかったわね。さ、ユミも……ね」

「うんっ!」

 と、ボクのペニスの先端が、温かい感触に包まれる。考えるまでもなく、ユミカちゃんがおしゃぶりをしてくれているのがわかった。

 二人でって、こういう意味だったのか。

 ちゅくちゅくと音をたて、ボクのをなめるユミカちゃん。ボクも彼女に負けないように、アユミちゃんのをなめた。

 しばらくの間室内には、ボクがアユミちゃんのをなめる、ユミカちゃんがボクのをなめる湿った音。そしてアユミちゃんの、吐息とも喘ぎともつかない声が響く。やがて、ユミカちゃんのおしゃぶり攻撃をうけるボクより先に、アユミちゃんに限界がきたようだ。

「あ、アンっ! ア、アルトお兄さん、おなめになるの……ぅンっ! お、お上手ですぅッ」

 はっきりと蜜の味がする。アユミちゃんの味。彼女の喘ぎが激しくなり、それにともなって、ぴくっ、ぴくっ! と、細い腰が跳ねる。

「はぅ、う……ぅンっ! だ、だめぇ、あっ、あっ、も、もう、あっ、アァぅんっ!」

 

 びっ、ビクぅっ……!

 

 アユミちゃんが大きく背中をそらし、ボクの口の中にとぷっとぷっと蜜を注いできた。

 ボクがその蜜を飲み干すと、彼女はボクから離れベッドに横たわる。すると、ユミカちゃんはおしゃぶり攻撃を止め、

「おねえちゃん、こーたいしよ? こんどはユミが、ナメナメしてほしーの。いーでしょ? おにいちゃん」

 ボクが答えるより早く、ユミカちゃんはボクの顔にまたがってきた。

 アユミちゃんとはちがい、内部が完全にかくれた、ぷっくりとした幼いスリット。ボクはアユミちゃんのと同じようにして吸いつき、口の中で姉妹の股間の形状の違いを探りながら、音をたてて味わう。

 やっぱりボクは、おんなの子の股間をなめるのが大好きなのかもしれない。こんなに夢中になれることなんて、そうはないもんな……。

 ぷっくりとしたユミカちゃんの恥丘。とじたワレメに舌を進入させ、そのままスリットにそって舌を往復させて彼女の内部を探る。

「おいしい? おにいちゃん」

「うん、とっても美味しいよ」

 いったん口を離して答え、再び吸いつく。

 本当に美味しい。味がどうこうということではなく、なんというか、やわらかな感触というか、満足感というか……よくわからないけど、とても美味しいと感じる。

 舌先でユミカちゃんのクリトリスをこねていると、

 

 ちゅくっ

 

 ボクのモノが生温かい感触に包まれた。

 いうまでもなく、アユミちゃんだ。

 アユミちゃんの唇と舌づかいは、優しくゆったりとしていて、なんだか安心させられるような心地よさだ。彼女はときに玉袋をも口に含み、優しく刺激してくれる。

 おしゃぶりをされているというよりは、ペニスでアユミちゃんの舌と唇を感じているような感覚。

 

 ちゅっ、ちゅぱ ちゅっ、ちゅっ、ぴちゅ

 

 裏筋を丹念に、そして先端をぱっくりと口に含まれ、尿道口をチロチロと舌で刺激される。

 そんなアユミちゃんのおしゃぶりにうっとりしながら、ユミカちゃんの股間を味わっていると、唐突にユミカちゃんがボクから離れた。

「どうしたの? 気持ち悪かった?」

 心配になって問う。

「ううん、きもちよかったよぉ〜」

「じゃ、どうして?」

「だって、なんだかおしっこしたくなっちゃったんだもん」

 ユミカちゃんは、少し恥ずかしそうな顔をした。

「ユミ、ちょっとおトイレいってくるね」

 ベッドをおり、トイレに向かうユミカちゃん。

 ユミカちゃんがいなくなると、

「私とユミ、どちらのお股がおいしかったですか?」

 アユミちゃんがきいてきた。

 え!? そ、そんなこときかれても困っちゃうよ……。

 でもボクは正直に、

「二人とも、すごく……美味しかったよ」

 と答えた。

 

     ☆

 

 ユミカちゃんが戻ってきた。

 ふたりの股間を味わったとはいえ、ボクはまだイッていない。アソコは痛いくらに膨張したままだ。

「アルトお兄さん。立ってもらっても、いいですか?」

 ボクはいわれた通り、ベッドの上に立つ。すると、

「ユミは前ね?」

「うんっ!」

 ボクの股間の正面にユミカちゃん、アユミちゃんは後ろに移動する。

 膨張したペニスの先端部分を口に含み、ボクを見上げてニコっと笑うユミカちゃん。

 か、かわいいなぁ〜。

 思わずボクも、笑みを返してしまう。

 と、

 

 くちゅぅ

 

 生まれて初めての感触が、ボクのお尻の穴を襲った。

「ちょ、ちょっとアユミちゃん!? そ、そんなとこ汚いよッ」

 アユミちゃんがボクのお尻に顔を押しつけ、谷間の底に舌を押しつけてきた。

「汚くはないです。それに私なら、汚くても平気です。でもお兄さんがおイヤでしたら、やめますけれど」

「あ、イ、イヤなんてことないけど……いいの?」

「はい」

 ユミカちゃんにペニス、アユミちゃんにアナルをなめられる。美少女姉妹に前と後ろを同時攻撃されるなんて、なんともいえない快感だった。

 

 ちゅぷ……チュっ、ちゅく……ぴちゅっ、ちゅぴ……

 

 前後からの湿った音。

「アルトお兄さん。少し、力をぬいてください」

 躊躇したけど、いわれた通りにお尻の力を抜いた。

 すると、

 

 にゅくんっ

 

 アユミちゃんの舌が、お尻の中に入り込む……というよりはねじ込まれてきた。ゾクッと、電流が背筋を走り頭頂部から突き抜ける。

 吸いつき、突き刺すようなアユミちゃんの舌づかい。背筋がゾクゾクする。思わず、声が出てしまいそうだ。アユミちゃんって、意外に大胆……というか、激しいな。

 でも、ホントに、汚くないのかな? アユミちゃんのくれる刺激はとても気持ちいいけど、やっぱり「こんなことさせちゃって悪いなぁ」……なんて思ってしまう。

 そういえば、お尻の穴をなめてもらうのなんて初めての体験だ。こんなに気持ちがいいんだもんな。コリンちゃんがお尻好きってのも、なんか納得しちゃう。

「き、気持ちいいよ、アユミちゃん」

 ボクの言葉に、アユミちゃんは言葉ではなく、舌づかいで答えてくれた。

 両手でボクのお尻を広げ谷間の底を露にし、じゅるじゅぷと音を立てて、なめたり吸いついたり舌を差し込んだり、あの優しいおしゃぶりをしてくれた子とは思えない激しさで攻撃してくる。そして同時に、ユミカちゃんのおしゃぶりも激しさを増した。

 前と後ろ。唇や舌を器用につかい、淫靡な湿った音楽を奏でる姉妹。

 後ろも気持ちいい。前も気持ちいい。もちろんボクは、こんなことをしてもらったのは初めてで、正直、どちらに神経を集中していいのかわからなくなってきた。

 わかるのは、もう限界だ……ということだけ。

「うっ、あっ、も、もう、ダ、ダメ」

 全身を支配する射精感。ボクは思わず、ユミカちゃんの頭を両手で固定して、その小さな口の中にビュクビュクとぶちまけていた。その間もアユミちゃんはボクのお尻への攻撃は止めることはなく、射精中のそれは、腰が抜けてしまいそうになるほど気持ちがよかった。

 ボクが全てを放出してしまうと、ユミカちゃんが身体を引き、ペニスを外にだす。すぼめられた唇。口腔内になにかがはいているのがわかる。なにかというまでもなく、ボクの精液なんだろうけど。

 そしてアユミちゃんも、やっとボクのお尻から顔を離して、前に移動してきた。なんだか脚に力がはいらない。ボクはベッドに座り込んだ。 

 アユミちゃんが、ユミカちゃんの頭をひとなでし、妹のすぼめられた唇を自分の唇でふさぐ。そのまま深いキスを始める二人。そして、お互いの口の中で精液をいききさせているように見えた。

 じゃれあっているかのように、楽しそうな顔でキスを続ける姉妹。

 やがて、

 

 ちゅぱっ、ちゅ、ちゅぅ〜

 

 大きく音を響かせたあと、二人は唇を離す。

「アルトお兄さんのも、とってもおいしかったです」

「おいしかったよ。おにいちゃん」

 そういって微笑んだ姉妹の口の中には、もう、なにもはいっていなかった。

 

     ☆

 

 腰が抜けてしまったようになったボクは、すぐに臨戦態勢を取れなかった。とはいえ、二人とのお遊びに満足できてない。もっと遊んでほしい。

「少し、休憩していい?」

 二人に帰られてしまわないかとビクビクしながら聞いてみると、

「はい。では、なにかお飲み物でもごよういいたしますね。なにがよろしいですか?」

 ボクの心配なんて無用だったみたいだ。

 三人でジュースを飲みながら30分ほど休憩して、次のラウンドへ。その頃には、ボクのは完全に回復していた。

「こんどは、アルトお兄さんが私たちをかわいがってくださいね」

 いって、アユミちゃんが脚を広げてベッドに仰向けになる。

「おいで、ユミ」

「うん」

 仰向けになったアユミちゃんの上に、ユミカちゃんが覆い被さるようにして身体を重ねた。

「アルトお兄さん? 私とユミを、いっしょにかわいがってください」

「あのね、ユミとおねえちゃんのおまたにね、じゅんばんにいれるんだよ? おねえちゃんのつぎはユミで、ユミのつぎはおねえちゃんなの」

「先ほど、プールで私たちがアルトお兄さんにさせていただいたことを、こんどはアルトお兄さんが私たちにしてください。ユミは、そうして私といっしょにかわいがってもらうのが好きみたいなんです」

「うんっ! おねえちゃんといっしょにね、かわいがってもらうの」

 いってユミちゃんは、自分の股間をアユミちゃんの股間へと擦りつけるようにして腰を振った。

 なんだか、アレだよな。現実感が薄いというか、夢のような光景だ。

「あのね、おにいちゃん。ユミのおまたとおねえちゃんおまたのあいだにおちんこいれて、くちゃくちゃするのもきもちいーんだって。そーするひともいるよ? ユミはあんまりきもちよくないけど、おにいちゃんもやってみる?」

 えっと……なんのことだ? というか、なにをいってるんだろう、ユミカちゃん。

「クスクス。ユミ、それではわからないわよ」

 アユミちゃんが、あらためて説明してくれる。どうやら、ふたりの股間と股間の間でボクのモノを刺激する……ということらしい。

 ボクは説明された通り、重ねられた股間と股間の隙間にモノを挟ませた。

 姉妹のやわらかなスリットと腹部を同時に味わう。激しい快感はないけど、お口や膣内とは違った心地よさで、なんだか楽しい。二人も腰を動かしたりして、ボクに刺激をくれる。

「どうですか? アルトお兄さん」

「うん、気持ちいいよ」

 おんなの子の身体って、本当にスベスベしててやわらかい。でも、しばらくの間そのやわらかな感触を楽しんでいると、なんだか物足りなくなってきた。

 やっぱり、いれたい。

 ボクは腰を引いて、モノを自由にする。

「いれて、いい?」

「はい」

 少し腰を浮かせ、ボクのモノがはいりやすいようにするアユミちゃん。

「ユミにも、おねがいします。順番に、私とユミを順番に、かわいがってください」

「うん。そうさせてもらうね」

 ボクはまず、アユミちゃんに埋める。

「ぅン」

 ゆっくりと、奥まで。一度、先端をいき止まりに押しつけてから、ゆっくりと腰を引く。そして、次はユミカちゃん。アユミちゃんと同じように、ゆっくり、じっくりとした動きで突く。

 この体勢で交互にするというのは、少しやりにくい。でも、二人も協力してくれるので、何度か繰り返すうちに慣れてきた。そして慣れてくるにしたがって、ボクの動きは速くなっていく。

 アユミちゃん、ユミカちゃん。アユミちゃん、ユミカちゃん。

 交互に挿入するたびに、

「アンっ!」

「きゃうっ!」

 二人のかわいい鳴き声が交互に響く。

 姉妹だからかな。二人の膣内は、広さや奥ゆきは違っているけれど、膣壁の感触は似ているように思えた。幾重にも重なったヒダが、ボクの全体を包み込んでくれるような感じだ。

 ボクが姉妹の膣内を交互に感じていると、徐々に二人の股間は溢れる滴で濡れてきた。だしいれされるペニスを介して、姉妹の滴が交じりあう。

「ふぁっ、ンっ、ぅン!」

 アユミちゃんが喘ぎ声をもらす。ユミカちゃんは、あまり感じていないのか、甘い声で鳴いてくれない。まあ、嫌がっている様子はないから、いいんだけど。

 じゅぷっと音を響かせアユミちゃんから引き抜くと、ユミカちゃんに埋める。ペニスのつけ根辺りから、ゾワッとした快感が全身に広がった。

 そろそろ、限界っぽい。というか、でちゃう。でもプールではユミカちゃんにだしたから、今度はアユミちゃんにだしたいな。

 でちゃうかもと思いながら腰を引く。ビクンと疼く下腹部。ボクは急いで、アユミちゃんへと埋めた。

 

 どびゅッ!

 

 埋めるのが先かだしたのが先かよくわからなったけど、ボクは潜りながら、アユミちゃんの膣内に放出していた。その放出とほぼ同時に、アユミちゃんはこれまでない高い音域で喘ぎ、ボクのをキュッと締めつけてきた。

 その締めつけに負けずに、放出しながらも最深部にまで埋める。

 

 びゅく、びゅ、びゅくッ!

 

「……ぅくッ!」

 呻きに似た声を漏らすアユミちゃん。ボクは彼女の奥に押しつけたまま小刻みに動き、最後まで注ぎ込んだ。

 

 ボクが放出を終えて結合をとくと、ユミカちゃんもアユミちゃんから離れる。アユミちゃんは息を荒くして、ぴくぴくと小さく震えていた。

「アユミちゃん、大丈夫?」

 ボクの問いに彼女は、「は、はい」と、どこか満足そうな顔でうなずく。彼女が息をするたび、ぷっくりと膨らんだ乳房の先端が揺れるのが、とても艶めかしい。

 汗で輝く肢体。上気した頬。潤んだ瞳……。

 なんだか、彼女の中に隠れていた「女性」が浮かび上がってきたように感じた。

 ボクは成熟した女性よりも、未成熟な少女に惹かれる。それは否定しない。でも今のアユミちゃんは、大人でもなく子供でもない存在に感じられ、なんというか、とても神秘的に見えた。

 アユミちゃんと視線が重なる。彼女はやさしく微笑んでくれた。ボクはなにかいおうと思ったけど、なんといっていいのかわからない。

 伝えたい言葉は、「キレイだよ」とか、そんなセリフじゃない気がする。

 ボクが言葉を探していると、

「おにいちゃん、ユミがなめなめしてあげるね」

 ユミカちゃんが、しぼみかけた汚れたペニスにふれてきた。

「え、汚いからいいよ」

「だいじょーぶ」

 断ったけど、ユミカちゃんは汚れたペニスをなめ始める。気持ちいいというよりは、くすぐったかった。その間ボクは、なぜかアユミちゃんを見ることができなかった。

 ペニスをキレイにして、ユミカちゃんが顔を上げる。

「さ、ユミ。アルトお兄さんがお姉ちゃんの中にだしてくれたミルク、チューチューしてね」

 アユミちゃんが寝転んだまま脚を広げると、露わとなった股間からトロトロと精液が零れた。

「はーい」

 ボクに小さなお尻を向ける形でユミカちゃんが、精液が溢れるアユミちゃんの股間に顔を埋める。

 ピチャピチャと鳴る湿った音。それに合わせるかのように、ユミカちゃんのお尻が左右に振られているのが、とてもかわいい。

 アユミちゃんに目を向けると、彼女はどこか大人びた微笑でユミカちゃんを見つめていた。

 

     3

 

 今夜は、館児のユカコちゃんが遊びにきてくれた。

 ユカコちゃんとは、二日前の夜にも遊んでもらっている。そのときはカオリちゃんっていう子も一緒だったけど、今夜はユカコちゃん一人だけだ。

 ユカコちゃんは年齢が八、九歳くらい。完全に背中を隠すほど伸ばされた真っ直ぐな髪が、とてもキレイなおんなの子。細身というよりはやせ形で、すごく身体がやわらかい。どんな体位でも、すんなりと応えてくれる。

 いそいそと館児服を脱いで裸になったユカコちゃんを、お姫さま抱っこで抱き上げる。彼女は「きゃっ」と小さく声を上げ、ボクの首にしがみついた。

「ごめん、こわかった?」

 首を横に振るユカコちゃん。ボクはそのまま彼女をベッドまで運び、

「どうぞ、お姫さま」

 仰向けに寝かせてつける。

 扇を作ってシーツに拡がる彼女の黒髪。白くスベスベの肌、ペッタンコの胸には色素の薄い先端がふたつ。その先端の色に負けないくらい朱に染まったユカコちゃんの頬。もしかして、お姫さまっていわれたの恥ずかしかったのかな?

「お姫……さま?」

 聞き取れるかどうかが微妙なくらいの、小さな呟き。

「うん。今夜はユカコちゃんが、ボクのお姫さまだよ?」

 ちょっと、真面目な顔していってみた。ユカコちゃんが、どういう反応をしてくれるのか見てみたかったから。

 すると彼女は顔を真っ赤に染まめ、でもすぐに身体を反転させて、シーツに顔を押しつけてしまった。

「ユカコ姫、お顔を隠さないでください。ユカコ姫のかわいらしくお美しいお顔が見えなくなってしまうと、寂しいです」

 芝居ががったそのセリフに、彼女はゆっくりと顔を横に向けにして、ボクへと視線を向ける。

「ごめん、恥ずかしかったかな?」

 彼女はうなずいて、

「でも、うれしい……です」

 と、小さな声でいった。

「お姫さまなんていってもらったの、はじめてです。はずかしくて、うれしい……です」

 無口なユカコちゃんにしては、長いセリフだ。

 ボクは彼女を表に返し、首筋にキスを送る。彼女は「ひっ」……と、ちょっとくすぐったそうな声を上げた。

 そのままキスを下に移動させ、平らな胸を彩る先端を口に含む。ユカコちゃんは身体を硬直させ、ピクッと震えた。

 ボクはそのまま、先端を舌で転がすように刺激する。そしてもうひとつの先端は、指でやさしく擦ってあげる。

「ぅあ……っ」

 かわいい声を聞きながら、時間をかけて味わう。だんだんと彼女の身体から力が抜けていき、声も高い音域へと進んでいった。

 ボクは徐々にキスを下へと移動させ、最終的には肉厚の薄い完全に閉じたスリットへと向かわせた。ユカコちゃんは自分から細い脚を開き、ボクの口を受けいれてくれる。

「くぅ……ンッ」

 閉じたワレメを両手でそっと開く。

「おキレイですよ? ユカコ姫」

 ボクは、未成熟な花びらに守られた未成熟な突起に口をつけ、

 

 ちゅっ、ちゅぴ……チュッ、ちちゅうぅ〜っ

 

 唾液をたっぷりとまぶして、少し強めに吸った。

「ふぁッ! アッ、ぅン……!」

 秘部が徐々に花開き、その奥からサラっとした蜜が零れてくる。ボクは蜜を一滴も溢さないつもりでなめ取りながら、秘部への刺激を続けた。

 しばらく続けると、

「アル、アルトさ、さまぁっ! ひっ、ひンっ!」

 ユカコちゃんの腰がビクンビクンと跳ね始めた。

 跳ねる腰を両手で固定して、ボクはこれまで以上の激しさで彼女を貪る。

 溢れる蜜。すすり泣くような彼女の喘ぎ声。

 ボクはたっぷりと彼女の蜜を味わい、顔を上げる。

「ア、アルト……さ、さま」

 ユカコちゃんは、ポロポロと涙を零していた。彼女は、すごく気持ちがよくなると泣いてしまうらしい。それは、「もうイッちゃう」という合図のようなもので、イヤがっているというわけじゃないそうだ。

「この涙は、気持ちのいい涙だよね?」

 ボクは零れる涙を指ですくい、彼女に問う。

「きもち、いい……です」

 ボクは、答えた彼女のおでこにキスを送り、

「なめあいっこしようか?」

 いってみる。

 ユカコちゃんはうなずき、身体を起こした。

 今度はボクが仰向けになる。ユカコちゃんは身体を反対にして、ボクに乗る。彼女の湿った股間、お尻の穴までもが目の前に晒さらされた。

 

 ちゅぷ……

 

 ユカコちゃんの温もりに包まれるペニス。ボクはあまり激しくならないように気をつけながら、彼女の股間をなめる。

 それでも敏感になっているのか、ユカコちゃんのお尻はボクの舌が動くたび、ぴくっ、ぴくっと小さく跳ねた。

「ユカコ姫の滴、とても美味しいですよ」

 ユカコちゃんはなにも返してくれなかったけど、ペニスに絡む舌の動きが一瞬止まったことは感じられた。

 かわいいな、ユカコちゃん。

 と、不意に。ボクの脳裏に、あの子の顔が浮かんだ。

 最初に、ボクを出迎えてくれたあの子。

 ミヤコちゃん。

 二日目の朝以降会えてないけど、やっぱり、また会いたい。最後に見せてくれたあの無邪気な笑顔が忘れられない。

 遊んでほしいとかいうわけじゃない。

 会って、お話しして、それでいいんだ。

 明日、ボクはこの館を去る。それまでにもう一度会っておきたい。

 ありがとうって、伝えたい。

 楽しかったって、伝えたい……。

「アルト、さま……」

 その声に、ボクはハッとなる。ユカコちゃんが顔だけ振り向いて、ボクを見ていた。その顔は、なにかを警戒しているかのようにも見えた。

 お姫さまだとかいっておいて、こんな最中に他の子のことを考えるなんて……。

 ごめんね、ユカコちゃん。

 多分ユカコちゃんには、ボクが他の子のことを考えていたとバレている。おんなの子って、そういうのには驚くほど敏感だから。

「ごめん」

 素直に謝る。

「……」

 ユカコちゃんは、数秒間ボクの目をまっすぐに見てから、

 

 ちゅくっ

 

 おしゃぶりを再開してくれた。

 許してもらえたのかな?

 今度こそボクは、ユカコちゃんのことだけを考え、彼女に奉仕した。ユカコちゃんが、ボクの口で達してくれるまで。

 

     ☆

 

 ゆっくりと時間をかけて交わった。

 ユカコちゃんの細い身体の隅々まで愛撫して、キスを送った。彼女はときに大胆に、ボクを求めてくれた。

 体勢を変え、ユカコちゃんを後ろから貫く。

「ヒッ、ヒィンっ! ひっ、ひぅっ」

 身体が重い。もうどのくらい交わっているんだろう。時間を確かめないといけない。ユカコちゃんは、明日もお仕事があるんだから。

 でも、身体は勝手に動いて、ユカコちゃんを攻めてしまう。それにユカコちゃんもボクを求めてくれているのがわかるから、止まれない。

 再び、体勢を変える。繋がったまま、彼女を正面に向かせる。足首をもって細い脚を大きく開かせ、そのまま突く。まったいらの彼女の胸。でもその先端は、はっきりと膨らんで硬くなっていた。

「ひっ、ア、アルト、さ、ひっ、ひぃいンっ!」

「はぁ、はぁ、ユカ、ユカコちゃん」

 汗に輝く彼女はゾクゾクするほどキレイで、かわいくて、できることならこのままずっと彼女とこうしていたい。

 だけど、そんなことできるはずがない。

 ボクは彼女を抱え上げて抱き合うような形で、今夜何度目かの放出をした。量的にはさほどでもない。でも、最後の一滴まで絞り取って注ぎ込むようにして、彼女の中へ。

「ユカコ……ちゃん」

 彼女はボクの胸に顔を押しつけるようにして、荒い息を吐いている。

 ボクはそっと、彼女をベッドに寝かせつける。

 ベッドに拡がる長い髪。ホント、キレイな髪だよな。おんなの子の髪って、細くてやわらかくて大抵がキレイだけど、この子のはその中でも特別にキレイだと思う。

 その特別にキレイな髪をひとふさ手にとり、キスを送る。

「今夜も、ボクと一緒に眠ってくれるでしょ?」

 ユカコちゃんは、顎を引いてうなずいてくれた。

「ありがとうごさいます。ユカコ姫」

 ユカコちゃんの、汗で前髪がはりついたおでこにもキスを送る。すると彼女は、顔中、耳まで真っ赤に染めて、

「ア、アルト……さま」

「なに?」

「おねがいが、あります……」

「お願い? ボクにできることだったらいいんだけど」

「はい。アルトさまにしか、できません」

 ボクにしか? なんだろう?

「ぎゅって、してください。だきしめて……ほしいです」

 ユカコちゃんが初めて、ボクに「なにかをして欲しい」という意思を向けてきた。ボクにとってその意思表示はとても嬉しいことで、彼女の身体をそっと起こすと、ぎゅっと、でも苦しくならないように気をつけて抱きしめた。

 汗に濡れた、ユカコちゃんの滑らかな肌の感触。それに加え、鼓動と体温も伝わってくる。

「アルト、さま……」

 彼女が、ボクの胸に顔を押しつける。

 ボクたちは、しばらくの間そのままでいた。

 彼女はなにもいわなかった。ボクも、今はなにもいわずに、彼女を抱きしめるだけでいいんだと理解していた。



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